2018年7月21日にiFixitが、Appleから発表された第3世代のバタフラキーボードに搭載されたシリコンカバーを対象として実験を行ったことが明らかとなりました。
iFixit、第3世代のバタフラキーボードを実験へ
2018年7月21日に解体レポートで有名な「iFixit」が、Appleが発表した「Macbook Pro Touch Bar 2018」へ搭載した第3世代のバタフラキーボードを対象とした実験を行ったことがわかりました。
Appleは、第3世代のバタフラキーボードへ、ホコリなどの侵入を防ぐためにキー下部へシリコンカバーで部品を覆っていたことが判明しております。
「iFixit」は、第3バタフラキーボードのシリコンカバーが、どれほどホコリの侵入を防ぐことができるのか実験しております。
発光塗料で実験
「iFixit」は、第3世代のバタフラキーボードへパウダー状の発光塗料を使った親友テストを行っております。
この実験は、パウダー状の発光塗料を第2世代と第3世代のバタフラキーボードを搭載している「Macbook Pro」のキーボードの上へふりかけて実験しております。
この実験では、第2世代のバタフラキーボードはすぐにホコリが侵入したのに対し、第3世代のバタフラキーボードはシリコンカバーによりパウダーの侵入を防ぐことができました。
2回目の実験では、パウダーの量を増やしキータイピング行うところまで実施したようです。
結果は、パウダーがシリコンカバーの下に入っていきましたが、シリコンカバーの穴から徐々に侵入してきたようです。
そのため、シリコンカバーでは完全にホコリの侵入を防ぐことができないことがわかりました。
「iFixit」は、実勢に砂をキーボードにかけてタイピングしたところ、キーボードが機能しなくなったようです。
第3世代のバタフラキーボードの構造
「iFixit」によると、シリコンカバーはキーボード全体を覆う一枚のシートであったことを報告している。
さらに第3世代のバタフラキーボードは、キーキャップのデザインもわずかに変更され、第2世代の1.5mmから1.25mmまで厚さが薄くなっているようです。
「iFixit」の予想によると、Appleは第3世代のバタフラキーボードを薄くすることで、シリコンカバーを追加することができたのではないかとコメントしている。
また、第3世代のバタフラキーボードは解体が非常に楽になり、特にスペースバーキーは簡単に取り外すことができるようになったようです。
[iFixit]
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