2018年7月20日にCorningが、強化ガラスで有名なゴリラガラスシリーズの最新版として「Gorilla Glass 6(ゴリラガラス6)」を正式発表したことが明らかとなりました。
Corning、ゴリラガラス6を正式発表へ
現地時間2018年7月18日にCorningが、強化ガラスで有名なゴリラガラスシリーズの最新版として「Gorilla Glass 6(ゴリラガラス6)」を正式発表したことが明らかとなりました。
ゴリラガラスは、主にスマートフォンへ使用されている強化ガラスとして知られております。
Appleのスマートフォンである「iPhone」にかかわらず、Androidメーカーでも採用されていることから、一番身近な強化ガラスであると言えるでしょう。
Corningによると、「ゴリラガラス6」は、前モデルである「Gorilla Glass 5(ゴリラガラス5)」よりも落下時の強度が向上したことを発表しています。
ゴリラガラス6は落下による耐久性が向上
「ゴリラガラス6」は、落下時の将棋機に対する耐久性が向上していることをアピールしている。
「ゴリラガラス5」よりも高い位置から落下させても、「ゴリラガラス6」を搭載した多くのスマートフォンは衝撃に耐えられるようです。
人間が、スマートフォンを落下させる位置は、1メートルほどであることが報告されております。
「ゴリラガラス6」の耐久テストによると、1メートルの高さから荒い地面への落下を行うテストを平均15回実施しても耐えることができたと報告されております。
これま、前モデルである「ゴリラガラス5」よりも2倍の強度に相当するようです。
なお同じ実験を、ソーダ石灰やアルミノケイ酸塩で作成した強化ガラスで実験したところ、一度も耐えることができなかったようです。
ゴリラガラス6の実験動画
Corningは、動画サイトYouTubeの同社のチャンネルにて、「ゴリラガラス6」の紹介動画を公開しております。
動画内の説明によると、「ゴリラガラス6」は平均して以下のような条件で耐えられるようです。
- 1.6メートルから落下:平均年1回
- 1メートル以下からの落下:平均年4回
- 1メートルから荒い表面への連続落下:15回
なお、今回発表された「ゴリラガラス6」は2018年モデルのiPhoneへの採用が噂されております。
2018年モデルのiPhoneも現行モデルに引き続き背面と前面の両方へガラス素材が採用される見通しとなっております。
「iPhone 7/7Plus」と「iPhone 8/8 Plus/X」を比較すると、ガラスが割れてしまう確率は同じでしたが、2018年モデルからは強度が増すかもしれません。
[Corning]
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