2018年7月19日にMicrosoftが、同社のブログにてインターネットブラウザである「Internet Explorer」から最新の「Microsoft Edge」への移行を呼びかけていることがわかりました。
Microsoft、IEからEdgeへ移行するようお願い
2018年7月19日にMicrosoftが、同社のブログにてWindowsの標準ブラウザであった「Internet Explorer」から「Microsoft Edge」へ移行するよう呼びかけていることがわかりました。
2018年7月18日にMicrosoft日本法人が、「Internet Explorerの今後について」というブログを公開したことが確認されております。

ブログの中では、Windows 10の登場により新ブラウザとして「Microsoft Edge」が登場したことや、これまでの古いブラウザである「Internet Explorer」の今後について記載されております。
Microsoftとしては、古いブラウザである「Internet Explorer」から最新のブラウザである「Microsoft Edge」への移行を呼びかけております。
Internet Explorerの現状
Microsoftによると、「Windows 10」のリリース後は、どの企業やユーザーも「Windows 10」への移行が順調に進められているようです。
しかし、搭載されているブラウザに関しては、企業が独自開発しているWEBシステムなどが「Internet Explorer」の利用を前提としているため、今後も利用されることが懸念されております。
「Internet Explorer」には、固有の機能が存在しているため、他のブラウザで同じページを開いてもうまく表示できず、依存性が高いブラウザであることは言うまでもないでしょう。
そのため、Microsoftは「Microsoft Edge」でも閲覧できるようにシステムと運用の見直しを検討するよう呼びかけている。
「Microsoft Edge」への移行は、サポートチームにとっての使命だと考えているとのこと。
Internet Explorerのサポート終了も近い!?
「Internet Explorer」のサポートチームは、今後数年間で「Internet Explorer」のみで動くWEBコンテンツは排他されていくだろうと予想している。
また、「Internet Explorer」のサポート提供は、将来の予定について問い合わせても回答することができないと記されている。
ブラウザ市場で考えると、「adobe Flash」のサポート期限が2020年であることやActiveXなどの古いテクノロジーが廃止されるため、ここ数年間でサポートが終了される機能が多々存在する。
システム開発に限っても、対応するブラウザを依存することなく設計することが今後問われていくのではないでしょうか。
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