2018年7月15日にMicrosoftが、次期「Windows 10」のアップデートにて、「メモ帳」の機能を数年ぶりに拡張機能を追加することが明らかとなりました。
追加される拡張機能の中には、ズーム機能やUnix/Linuxのコード改行(LF)と、Macintoshの(CR)のサポートが含まれているようです。
Windows 10のアップデートにて「メモ帳」が大幅に変更
2018年7月15日にMicrosoftが、次期「Windows 10」のアップデートにて「メモ帳」を大幅にアップデートすることが明らかとなりました。
メディアサイト「The Verge」によると、Microsftは2018年後半にリリース予定の「Winodwso 10」向けアップデート「Redstone 5」にて「メモ帳」機能に手が加えられることを報じております。
「メモ帳」には、改行コードのサポートやズーム機能、検索時の新しいコマンドなどの拡張機能が追加されるようです。
メモ帳のアップデート内容は?
ズーム機能
「Redstone 5」のアップデートでは、「Ctrl + スクロール」でズームすることができる「ズーム機能」が追加されるようです。
「ズーム機能」は、スクロールを行うことで拡大と縮小を自由に行うことができます。
Microsoftによるとスクロール以外は、「Ctrl + Plus」、「Ctrl + Minus」でも操作することが可能だ。
また、ズームレベルをデフォルトに戻したい場合は「Ctrl + 0」により初期化することができるようです。
ワードラップのある行番号
長いラップは、ワードラップが有効となっているときに、行番号と列番号を表示する機能が追加されております。
行番号と列番号の表示は、デフォルトでステータスバーに表示されております。
この機能は、「表示メニュー」でステータスバーをオフにすることができる。
LF/CRの改行コードをサポート
「Redstone 5」のアップデートにより、ようやくメモ帳でもUnix/Linuxのコード改行(LF)と、Macintoshの(CR)の改行コードをサポートするようです。
これまで、Windowsにてサポートされていない改行コードを表示するためには、サードパーティ製の「さらくエディタ」や「秀丸」にて開く必要がありました。
アップデートは、誤ってメモ帳でファイルを開いてしまっても、問題なくファイルを閲覧することが可能となります。
その他の細かいアップデートは?
Microsoftは、「Windows blog」にてメモ帳の細かいアップデート内容をアナウンスしております。
- メモ帳で大きなファイルを開くときのパフォーマンスが向上しました。
- メモ帳ではCtrl + Backspaceを使用して前の単語を削除できるようになりました。
- 矢印キーは、最初にテキストを正しく選択解除してからカーソルを移動するようになりました。
- メモ帳にファイルを保存すると、行番号と列番号が1にリセットされなくなりました。
- メモ帳は画面に完全に収まらない行を正しく表示するようになりました。
詳しい「メモ帳の」アップデートは「Windows blog」をご覧ください。
コメント