2018年4月9日に米マサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院生らが、100円だけでAppleのパソコンであるMacをタッチパネル化できることを発表しました。
マサチューセッツ工科大学の大学院生がMacをタッチパネル化
2018年4月9日に米マサチューセッツ工科大学(MIT)の大学院生であるアニシュ・アサリー氏の研究チームが、AppleのパソコンであるMacをタッチパネル化できることを発表しました。
Appleは、自社のコンピューターであるMacシリーズへタッチパネルを搭載しないことを発表しております。
Macユーザーの中には、Macのタッチパネル化を望んでいる声が多いですが、MITの大学院生らがMacのタッチパネル化に成功したことを発表している。
大学院生であるアニシュ・アサリー氏も、Macをタッチパネル化したいユーザーの一人のようで、Macをタッチパネル化するプロジェクトを「Sistine」として進めていたようです。
Macをタッチパネル化するための費用はわずか100円
アニシュ・アサリー氏らによると、Macをタッチパネル化するための費用は、わずか100円であることを発表している。
同士によると、Macのタッチパネル化に必要な素材は、小さな鏡、厚紙、ドアヒンジと糊のみであることを発表している。
タッチの検出は、元々Macのディスプレイ上部に存在しているカメラを使用することで、特別な機器が不要となっているようだ。
もちろん、カメラを使いまわししているため、タッチパネル化しながらビデオ通話はできないようです。
Macのグレアディスプレイを有効活用
Macのタッチパネル化は、Macのグレアディスプレイの性質を有効活用しているようです。
グレアディスプレイは、周りの光を反射するディスプレイとして知られている。
Macのタッチパネル化は、グレアディスプレイに反射して写っている指を検出することでタッチを認識するようです。
Macのカメラとディスプレイの角度を調整し、あとは指の反射距離を調整するだけで、認識することができるようです。
同氏等によると、まだMacのタッチパネル化は開発段階で、操作できる種類は限られているとのこと。
また、標準のカメラよりも画素数が高いカメラへ変更することで、タッチ制度を向上させることが期待できるようです。
このソフトウェアが一般公開されるかは不明ですが、ランニングコストが安いだけでに、是非とも一般公開してほしい技術となっております。
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