Google、「Android Ware」を「Ware OS by Google」へ改名

2018年3月16日にGoogleが、ウェアラブルディバイス向けOSである「Android Ware」の名称を「Ware OS by Google」へ改名することを発表いたしました。
Android WareをWare OS by Googleへ改名
2018年3月16日にGoogleが、同社のウェアラブルデバイス向けOSである「Android Ware」を改名し、新たに「Ware OS by Google」へ変更することを発表いたしました。
当初Googleは、ウェアラブルデバイス向けOSをAndroidベースとして開発したことから「Android Ware」としてリリースしました。
「Android Ware」は、Androidと同様にサードパーティ製の企業も利用できたため、MOTOROLAを筆頭に円盤型のウェアラブルデバイスが販売されました。
そして本日が、これまでリリースしてきた「Android Ware」の名称を「Ware OS by Google」へ変更することを正式に発表しました。
Android Wareの歴史を振り返ってみる
Googleがウェアラブルデバイス向けOSとして発表した「Android Ware」は、2014年に初めて登場しました。
冒頭でも記述したとおり、Androidベースで開発されていたため、既存の開発ツール(eclipseやAndroid Studioなど)で開発することが可能でした。
Appleからもウェアラブルデバイス「Apple Watch」が登場しましたが、「Android Ware」は円盤型のディスプレイを搭載したモデルが登場したことで、一躍有名となりました。
その後も、Googleは「Android Ware」をアップデートすることで、AppleのwatchOSにはないジェスチャー機能など多彩な機能が追加されることとなります。
ウェアラブル市場は右肩上がり
ウェアラブルデバイスが登場してから約4年が経過しましたが、ウェアラブル市場は徐々に右肩上がりとなっているようです。
これには、ハードウェアの進歩が挙げられており、これまで低スペックかつ一日も使用できなかったウェアラブルデバイスが、省電力かつスペックアップによりようやくユーザーがストレスを感じない制度まで熟成されたからだ。
ライバルであるAppleを例にすると、Apple Watchは「Apple Watch Series 3」のハードウェアを強化することで、最も普及率が高いシリーズとなったことが判明している。
今回、Googleは「Android Ware」の名称を「Watch OS by Google」へ変更しましたが、これからもウェアラブルデバイス市場を支えていくことが期待されております。
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