iPhone 6のバッテリー交換で動作が2倍早くなったことが判明

2018年1月17日にAppleから販売されている「iPhone 6(アイフォン6)」のバッテリーを交換したところ、パフォーマンスが2倍になったことが判明しました。
iPhone 6、バッテリー交換で動作が2倍に
2018年1月17日にAppleから販売されている「iPhone 6」のバッテリー交換により、交換前と比較してパフォーマンスが2倍になったと報告されていることが明らかとなりました。
カナダのテック系企業「Vidyard」のSandy Pell氏が、「iPhone 6」のバッテリー交換を行ったところパフォーマンスが良くなったことを報告している。
同氏によると、「iPhone 6」のバッテリー交換前と後では大きくパフォーマンスが異なり、約2倍のパフォーマンスが得られているとコメントしている。
iPhone 6のバッテリー交換前と交換後のベンチマーク
「iPhone 6」の交換前と交換後のベンチマークを比較すると以下の通りとなっております。
バッテリー交換前
- シングルコア:784
- マルチコア:1379
バッテリー交換後
- シングルコア:1551
- マルチコア:2667
これらのベンチマークから、Pell氏が感じた通り「iPhone 6」のバッテリー交換前後ではパフォーマンスが2倍もことなっていることがわかります。
シングルコアでは、パフォーマンスが2倍以上伸びており、マルチコアでも1.5倍以上のスコアを出しいていることがわかります。
バッテリー交換前後ではパフォーマンスが20~30%しか変わらない報道は誤り
元々、iPhoneのバッテリー交換前後ではパフォーマンスは20%~30%しか変わらないと報じられておりました。
しかし、Pell氏が測定したベンチマークでは2倍もパフォーマンスが向上していることは明白であり、パフォーマンスが20%~30%しか戻らない報道は誤りであることがわかります。
Appleは2018年中であれば、「iPhone 6」以降のバッテリー交換費用を3,200円で行うことができます。
今回報じられた報道が正しければ、最も古いディバイスである「iPhone 6」や「iPhone 6 Plus」は、バッテリー交換によりパフォーマンスが2倍に向上する可能性があります。
すでに所持しているiPhoneをまだ使いたいが動作が遅いと感じているユーザーは、是非ともAppleのバッテリー交換プログラムを受けてみてはいかがでしょうか。
[Forbes]
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