Apple、1983年にリリースしたOS「Lisa」を2018年にオープンソース化へ

2017年12月28日にAppleが、1983年に販売したコンピュータ「Lisa」のOSを2018年にオープンソースプロジェクトとして無料公開することを発表いたしました。
Apple、1983年に開発したOS「Lisa」をオープンソース化へ
2017年12月28日にAppleは、1983年に販売したコンピュータ「Lisa」に搭載されていたOSをオープンソースプロジェクトにより無料公開することを発表いたしました。
米カリフォルニア州マウンテンビューにあるComputer History Museumによると、Appleが2018年中に1983年に販売したコンピュータ「Lisa」のOSを無料公開する計画があると報じております。
「Lisa」は、CDやDVDにより公開されるのではなくネットワーク経由で公開されることが予定されているようだ。
Appleが「Lisa」を販売から35年後の2018年に公開した理由は、当時のOSをの動作について情報共有するためだと言われております。
Lisaと言う名前は、スティーブ・ジョブズ氏の娘の名前から命名
Appleから35年前に販売された「Lisa」は、スティーブ・ジョブズ氏が自分の娘の名前を付けたことで有名だ。
当時のジョブズ氏は、コンピュータへ自分の名前を付けたことを否定しておりました。
しかし、その後のインタビューによりジョブズ氏がコンピュータへ付けた名前は自分の娘の名前から取ったことを認めております。
Lisaとジョブズ氏には因縁がある
Lisaは、当時のコンピューターを一般ユーザーでも簡単に利用できるようなインターフェイスが採用されております。
その為、AppleがLisaへ投資した金額はなんと1億5,000万ドルであることが後に語られております。
しかし、Lisaの価格があまりにも高額であったため、3年間でわずか1万台しか売れず、Appleの黒歴史として認知されております。
当時のAppleのCEOであるジョン・スカリー氏は、Lisaの失敗を理由にジョブズ氏をAppleから追放しております。
このことから、ジョブズ氏とってLisaは自分の娘の名前を付けたコンピュータであり、Lisaの売上不調により職を奪われるなど印象深いコンピュータであることがわかります。
その後、ジョブズ氏はピクサーという会社を立ち上げ、後にApple復帰を果たしますが現代でもジョブズ氏とLisaはIT業界で有名な話として認知されております。
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