【アジア初】Googleが中国に人工知能研究センターを建設

2017年12月14日にGoogleが、アジア初となる人工知能研究センターを中国に建設していることが明らかとなりました。
Google、人工知能研究センターを中国に建設
2017年12月14日にGoogleが、人工知能研究センターを中国へ建設することを発表いたしました。
Googleは、人工知能研究センターを中国の北京に建設することを発表いました。
現在、中国では「Great Firewall(グレートファイアウォール)」と呼ばれるインターネット検問システムが設置されております。
もちろんこのシステムで遮断されるサービスにGoogleも含まれております。
「Great Firewall」についてGoogleは、一刻も早く7億3千万人ものインターネット人口の確保を進めていきたいようです。
Googleが、人工知能研究センターを中国へ設置することで、Googleのサービスがもう一度中国へ提供できる機会がえられるかもしれません。
Google傘下の企業「DeepMind」が中心となる
中国・北京に建設される人工知能研究センターは、Google傘下の企業「DeepMind」が中心となって進めていくようです。
「DeepMind」は、AI開発企業として起業されております。
過去の実績では、中国政府と共同で人間と人口機能の対決フェスティバルを5日間にわたって運営してきた実績があります。
その為、「DeepMind」は本業の人工知能の研究のみならず中国政府との関わる機会が得やすいことが予想されております。
中国は人工知能分野に17兆円も投資
中国政府は北京を対象として人工知能分野に1,500億ドル投資することを発表しております。
1,500億ドルは日本円で17兆円に相当するため、中国政府が人工知能分野に積極的であることがわかります。
今回Googleが発表した中国・北京への人工知能研究センターの建設も、中国政府から得られる17兆円が大きなきっかけとなっております。
Googleとしても、現在中国で働いている研究員の研究資金に充てられるため、信金面で豊富なサポートを得ることができます。
最近のGoogleの動きは、AIのみならず最新技術の研究はもちろん、いち早く研究資金を調達できる身軽なフットワークが目立っております。
中国としても、Googleから得られる豊富や人工知能の研究結果をコミュニティを通してサポート・情報の共有を進めることができます。
今回の人工知能研究センターがいかに中国政府とGoogleの利害関係が一致しているかがわかる結果となりました。
[Google]
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