Apple、macOS 10.13.2ベータ6でroot権限を取得できる問題を修復

2017年12月2日にAppleが、macOSのベータ版として「macOS High Sierra 10.13.2ベータ6」を公開したことがわかりました。
本アップデートでは、root権限でログインできてしまう問題が解決されているようです。
Apple、macOS High Sierra 10.13.2ベータ6をリリース
2017年12月2日にAppleは、macOSのベータ版として「macOS High Sierra 10.13.2ベータ6」を公開したことがわかりました。
今回公開された「macOS High Sierra 10.13.2ベータ6」は、セキュリティーアップデート版として公開されております。
リリースされたmacOSは、テスター向けのmacOSなので、正式なリリースまではまだ時間が掛かるようです。
root権限でログインできてしまうバグを修正
Appleは、今回公開した「macOS High Sierra 10.13.2ベータ6」にてroot権限でログインできてしまうバグを修正していることが判明しております。
このバグは、「システム環境設定」にある「鍵」を押下し、パスワードを入力しない状態でユーザーIDに「root」と入力することで起きてしまう。
対策方法としては、rootにパスワードを設定するかゲストユーザーのログインを制限することが推奨されておりました。
Appleによると今回のアップデートを適応することで、root権限でログインできてしまうバグが起きないようです。
デベロッパーとテスターは早急にアップデートを
macOSで簡単にroot権限でログインできてしまうバグは、深刻度が非常に高いバグとして取り上げられております。
また、今回のバグに関してはroot権限で誰でも簡単にログインできてしまいます。
これらの問題点からデベロッパーとテスターは、今回リリースされた「macOS High Sierra 10.13.2ベータ6」を適応することを強くオススメされております。
Appleはセキュリティーアップデート版としてmacOSのリリース後、今回のバグに関する謝罪を行っております。
また、今後このような深刻なバグを作らないように努力することを発表しております。
なお、今回公開されたベータ版の正式バージョンがどのタイミングで公開されるのかについては一切触れられていないようです。
今回のバグの深刻度は非常に高いため、すぐに正式バージョンが公開されることが予想されております。
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