AWS、新機能としてAuroraとDynamoDB、Neptuneを発表へ

米国時間2017年11月29日にAmazonが運勢しているAmazon Web Services(AWS)の新機能として「Aurora」と「DynamoDB」、フルマネージド型のグラフデータベース「Neptune」を発表したことが明らかとなりました。
AWS、新機能を発表へ
米国時間2017年11月29日にAmazonが、ネバダ州ラスベガスで開催中のイベント「re:Invent」にて、Amazon Web Services(AWS)に関する発表を行いました。
同イベントでは、AWSの新たなデータベース機能として以下の新機能が発表されております。
- Amazon Aurora Multi-Master
- Amazon Aurora Serverless
- Amazon DynamoDB – Global Tables
- On-Demand Backup
- Amazon Neptune
Amazon Aurora
今回新たなサービスとして発表された「Amazon Aurora」は、MySQLやPostgreSQLなどと言ったSQLとの互換性を持ったAWSのリレーショナルデータベースとして発表されております。
「Amazon Aurora」の特徴は、MySQLやPostgreSQLとの互換性による複数の外部サービスと連携することが可能となる。
さらに、異なるデータセンターをまたがってスケールアウトし、複数のアベイラビリティゾーンに対応した書き込みを可能になる。
これにより顧客や開発者が失敗してもアプリケーション側に影響がなく、とても強い耐障害性を保持しているようです。
Amazon DynamoDB
AWSのNoSQLデータベースサービスとして登場した「Amazon DynamoDB」の「Global Tables」も発表されております。
「Global Tables」は、複数のリージョンを経由しているテーブルのレプリケーションを簡単に操作することが出来る。
なお、「Amazon DynamoDB」では3つのアベイラビリティゾーンに対応しております。
顧客は、「Global Tables」を利用することで、3つのアベイラビリティゾーンを数クリックで操作することが可能となりました。
Amazon Neptuneのプレビュー版を発表
Amazonは、今回の発表で「Amazon Neptune」のプレビュー版を公開することを発表しております。
「Amazon Neptune」は、フルマネージド型のグラウデーターベースサービスである。
顧客が「Amazon Neptune」を利用することで数十億単位のリレーションシップを素早く格納し、ミリ秒単位の速度でレイテンシでクエリを実行することができます。
Amazonによると「Amazon Neptune」は、可用性を高めるために高速なフェイルオーバーとポイントインタイムリカバリ、Multi-AZ配置を実装しているようです。
これらの機能は、「Amazon Virtual Private Cloud」に含まれており、保存されているデータの暗号化にも対応しているようです。
[ZDNet]
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