Apple Watch、2018年4月以降にはネイティブ化が必須に

2017年11月16日にAppleが、デベロッパーに対して2018年4月にアップデートされるwatchOSではアプリケーションのネイティブ化が必須であることを発表致しました。
Apple Watchアプリはネイティブ化が必須
現地時間2017年11月16日にAppleは、デベロッパ向けに公開しているサポートページにて、2018年以降にアップデートされるアプリケーションは、ネイティブ化が必須であることを発表致しました。
ネイティブ化を必須にすることで、Apple Watchでアプリケーションを利用しても動作が早くなることが期待されております。
その為、現在公開されているアプリケーションをデベロッパーがアップデートを施す必要があります。
Appleは、2016年7月にもApple Watchアプリケーションのネイティブ化が必須であることを発表しております。
ネイティブ化するメリット
アプリケーションをネイティブ化することで、一度ダウンロードすれば単独で利用することが可能となります。
それに対し、非ネイティブ化アプリケーションでは他の機能を利用する必要があるため、起動や動作などが遅くなる。
AppleがwatchOSをリリースした時期は、ネイティブ化されたアプリケーションが登場しておりませんでした。
唯一、サードパーティ製以外のアプリケーションのみネイティブ化されていただけでした。
その為、Apple Watchの動作が遅いなどの意見が多く挙がっていたようです。
まもなく最新のSDKをリリースか
Appleが2018年4月までにネイティブ化を必須にすることで、期日中に開発キットであるSDKが公開されることが予想されております。
公開されるSDKは、ネイティブ化に対応しているため、今後は非ネイティブ化アプリケーションを開発できないことが予想されております。
また、新しくなったSDKは「Apple Watch Series 3 LTE」モデルに対応した新たな要素も期待されております。
これまでのApple Watchは、母体であるiPhomeに依存しておりましたが、「Apple Watch Series 3 LTE」は、単独で動作することができます。
このことからAppleは、単独行動が可能なApple Watchをリリースしたことでネイティブ化を必須にしたことが予想されます。
なお、新しいwatchOSアプリケーションは、watchOS 4もしくは新しいSDKで作成されていることが必須とされております。
[Apple]
お気軽にお書きください