Uber、2016年に5千万人の個人情報の流出を隠蔽していたことが発覚

2017年11月21日にライドシェアリングサービス「Uber」が、2016年に約5,700万人分の個人情報を流出していたことが明らかとなりました。
「Uber」は、不正アクセスしたハッカーに対して10万ドルを支払ったことで解決させたようです。
Uber、2016年に顧客情報を流出
2017年11月21日にライドシェアリングサービス最大手である「Uber」が、過去に大量の顧客情報を流出させていたことが発覚しました。
「Uber」が2016年に約5,7000万人の個人情報が流出されていたことが発覚しました。
流出された個人情報は、「Uber」を利用していたユーザーだけではなく、「Uber」に登録していたドライバーも含まれていたことが発覚しております。
流出された個人情報の内容は?
「Uber」から流出された個人情報には、ユーザーの氏名や電子メールアドレス、電話番号、運転免許証などが挙げられている。
運転免許証の流出に関しては、60万人のドライバーが対象となっているようだ。
また「Uber」側は、ユーザー(乗車客)にて流出された情報の中に深刻な情報は該当していないことを発表している。
「Uber」は、60万人のドライバーに対して、無償で信用調査を実施しており、個人情報盗難の観点から保護を受けられることを発表しております。
「Uber」は、今年のはじめに交通事故問題を起こしているおり、信用ができない企業になりつつあります。
ハッカーに対して10万ドル支払うことで解決
2016年に起きた顧客情報の流出問題は、ハッカーに対して10万ドルを支払うことで解決したようです。
10万ドルを受け取ったハッカーは、「Uber」の顧客情報を全て削除することで問題が隠蔽されたようです。
また、当時の「Uber」のCEOが既に辞任しており、今回の顧客情報流出の隠蔽問題の責任者がいない状態となっている。
辞任したCEOは、当時の一連の問題に対して責任を取る形で辞任していることから、今回の個人情報流出も辞任の理由であることが予想されております。
現在の「Uber」は、新しい体制で運営しておりますが当時の「Uber」が残していった負の遺産が今も多く浮き彫りになっているようです。
最近では、ロンドンでの営業免許が剥奪されるなど、思うように経営が進んでいないようです。
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