iPhone Xガチャ、QualcommモデムよりもIntelモデムのほうが高速であることが判明

2017年11月16日にAppleから販売されている「iPhone X」がQulacommモデムとIntelモデルの2タイプ存在していることが判明しました。
なお、Intelモデムの方が通信速度が早いことが判明している。
iPhone Xは2タイプ存在する
2017年11月16日にメンチマークで有名な「SpeedSmart」によると、Appleから販売されている「iPhone X」が2タイプ存在していることが明らかとなりました。
同誌によると、「iPhone X」に搭載されているモデムチップにはQualcomm製のモデムとIntel製のモデムの2種類確認されているようです。
モデムチップは、「iPhone X」が通信を行うために必要なチップですので、2種類のモデムで通信状況が異なることが確認されております。
Qualcomm製モデムとIntel製モデムのうちどちらが高速?
「SpeedSmart」は、Qualcomm製モデムを搭載した「iPhone X」とIntel製モデムを搭載した「iPhone X」でベンチマークテストを実施したようだ。
1回目は、AT&T回線を利用したテストを行っており、2機種で以下の結果が得られております。
- Qulacomm製モデム : 27.46Mbps
- Intel製モデム : 30.13Mbps
AT&T回線によるテストでは、Intel製モデムが3Mbpsも早いことが判明しております。
2回めのテストでは、T_Mobile回線を利用した通信テストを実施している。
- Qualcomm製モデム : 26.54Mbps
- Intel製モデム : 33.34Mbps
T_Moblie回線を利用した通信テストでも、Intel製モデムのほうが高速であることが判明しております。
このことから、「iPhone X」はIntel製モデムを搭載したタイプのほうが優れていることがわかりました。
なぜQualcomm製モデムが遅いのか?
噂によると、Appleが「iPhone X」の通信機能を他のモデムと均一にするためにQualcomm製モデムのLTE技術を一部無効化しているようです。
この無効化処理の影響によりQualcomm製モデムがIntel製モデムよりも通信速度が遅くなっていることが予想されている。
しかし、日本で注目を集めている格安SIM(MVNO)を利用している場合は、通信速度がそもそも遅いため、ユーザーとしては妥協しているポイントでもあります。
大手キャリアで「iPhone X」を購入されたユーザーとしては、やはりIntel製モデムを搭載した「iPhone X」が欲しいところですね。
[BGR]
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