2019年モデルiPhoneには背面にも3Dセンサーが搭載される

2017年11月15日にAppleが、2019年モデルの次期iPhoneにて背面にも3Dセンサーを搭載予定であることが明らかとなりました。
2019年モデルの次期iPhoneの背面へ3Dセンサーを採用
2017年11月15日にAppleが、2019年に販売予定の次期iPhoneにて拡張現実(AR)を強化し、背面にも3Dセンサーを搭載予定であることが明らかとなりました。
現在販売されているプレミアムモデルである「iPhone X」の前面には、顔認証システムのための3DセンサーTrueDepthカメラが搭載されております。
「iPhone X」のTrueDepthカメラには、ドットプロジェクターや赤外線カメラ、投光イルミネーターなど様々なモジュールが合わさってできております。
このTrueDepthカメラの次世代バージョンを2019年モデルの次期iPhoneにて実装することが予想されております。
Time of Flight方式の3Dセンサーを搭載
2019年モデルの次期iPhoneの前面と背面には、Time of Flight方式の3Dセンサーが採用されることが予想されている。
Time of Flight方式とは、投光イルミネーターから搭光されたレーザーが周囲の障害物に跳ね返って来る時間を測定することで周囲情報を把握する方式となっている。
この技術はSOYNが2015年にベルギーの企業Softkinetic Systemsから受け継がれていることが判明している。
その後、買収したToF方式距離画像センサー技術とSONYの技術であるCMOSイメージセンサーを活用することで「裏面照射型Time of Flight方式距離画像センサー」の開発に成功しているようです。
2019年モデルの次期iPhoneはSONYとの連携が関係
Appleは、Time of Flight方式のノウハウを持っているSONYとPanasonic、そしてドイツのドイツのInfineon TechnologiesとスイスのSTMicroelectronicsの4社を中心としてプロジェクトを進めているようです。
一部のユーザーでは、「iPhone X」のTrueDepthカメラの精度に不満が挙がっておりましたが、Time of Flight方式の3Dセンサーへ切り替えることで精度が向上する可能性があります。
また、TrueDepthカメラではできなかった遠距離での障害物の認識が可能となり、AR事業やARアプリケーションの進化が見込まれております。
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