YouTubeのiOSアプリでバッテリードレイン不具合が報告される

2017年11月14日にGoogleが提供しているYouTubeのiOSアプリにて、バッテリードレイン問題や端末の過熱問題が報告されていることが明らかとなりました。
iOS版YouTubeで不具合が確認される
2017年11月14日にGoogleが提供している動画サイト「YouTube」のiOSアプリケーションにて、不具合が発生していることが判明しました。
報告によると、YouTubeアプリケーションを利用するとバッテリーが異常に消費されるバッテリードレインが起きているようです。
バッテリードレインが起きたためか、iPhoneやiPadなどの端末の温度が上昇したなどの報告も相次いでいるようです。
バックグラウンドでは何が起きている??
メディアサイト「MacRumors」が、YouTube利用時に起きているiOS端末のバックグラウンドのスクリーンショットを公開しております。
バックグラウンドで最もバッテリーを消費しているアプリケーションが「YouTube」であることは一目でわかります。
これにより「YouTube」がバックグラウンドにも関わらず、iOS端末のバッテリードレインを行っていることが判明している。
また、消費電力モードへ切り替えても、変わらずバッテリードレインを行っているため対処方法が難しいようです。
iOS 11.1にアップデートすることで起きる?
YouTubeアプリケーションのバッテリードレイン問題を報告したユーザーによると、「iOS 11.1」へアップデートすることで不具合が起きるようです。
現在報告されている内容によると、以下の端末で多く不具合が報告されております。
- iPhone 7
- iPhone 8
- iPhone X
なお、本不具合はYouTube側も認識しており、早急に対処するよう働いているようです。
このことから、近日中に公開される修正版アップデートにより、YouTubeのバッテリードレインが解決することが予想されております。
対象方法として、GoogleからYouTubeの最新バージョンが公開されるまでは、ブラウザにてYouTubeを利用することでバッテリードレイン問題が起きないようです。
今回の報告ではYouTubeのみが「iOS 11.1」でバッテリードレインが発生しましたが、他のアプリケーションでも同様な問題が起きるかもしれません。
Apple側は、「iOS 11.1」のバッテリードレイン問題についてコメントしていないため、今回の問題には関わらない姿勢のようです。
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