iFixit、iPhone Xの分解レポートを早くも公開へ

2017年11月4日にiFixitが、Appleの「iPhone X」の分解レポートを公開していることがわかりました。
iPhone Xの分解レポートを公開
2017年11月4日にiFixitが、Appleから販売されたばかりのプレミアムモデルである「iPhone X」の分解レポートを公開していることがわかりました。
いつもであれば、分解レポートはiFixitが先に公開しますが、今年は中国が先に公開しているため、一歩遅れてのレポートとなります。
今回のレポートの対象となっているのは、「iPhone X」の構成は以下の通りとなっております。
- iPhone X : 64GB/シルバー
分解レポートからわかったこと
iFixitの分解レポートにより、「iPhone X」のバッテリー容量が「2,716mAh」であることがわかりました。
これは、先日に中国が報じた内容と一致していることがわかります。
今回の「iPhone X」に搭載されている64GBのNANDフラッシュメモリについては、東芝製であることが報告されております。
また、RAM(メモリ)についてはSK Hynix製となっている。
LTEモデムは、Qualcomm製の部品が採用されている。
Appleは、2018年モデルのiPhoneにてQualcomm製の部品の供給を止めることが噂されているため、これが最後のQualcom製モジュールとなるかもしれません。
また、事前のリーク情報通り「iPhone X」はロジックボードが2層構造になっていることが報告されている。
ロジックボードを2層構造化することで、省スペース化を実現でき、残りのスペースへバッテリーを搭載しているようだ。
さらにすべてのスペースを活用するために、L字のバッテリーが搭載されるなど、新しい要素が含まれております。
iPhone Xの修理難易度は?
iFixitが公開した「iPhone X」の修理難易度は、10点満点中6点であることが報告されている。
iFixitによると、「iPhone X」で新たに採用された「Face ID」は、取り外すこと無くディスプレイ交換ができるように設計されているようだ。
修正難易度が6点の理由には、ディスプレイ交換時にすべてのモジュールを取り外さなければならない点を考慮して採点しているようです。
また、「iPhone X」にガラス素材が多く採用されたこともあり、修正難易度が上がってしまったようです。
[iFixit]
お気軽にお書きください