Face ID VS Touch ID – どちらのほうが認証が早いのか!?

2017年11月4日にAppleから新たに公開された認証システム「Face ID」とこれまでの「Touch ID」どちらのほうが認証が早いのか調査してみました。
Appleが持っている認証システム
現在Appleが保持している認証システムは、こちらとなります。
- 指紋認証システム/Touch ID
- 顔認証システム/Face ID
両システムの共通点は、生体認証を採用しているためユーザーが変更することができない認証システムとなっている。
指紋認証システムは、「iPhone 5s」から「iPhone 8 Plus」までのiPhoneに搭載されている認証システムとなります。
対する顔認証システムは、11月3日に販売されたばかりの「iPhone X」に搭載されている新しい認証システムとなります。
AppleによるとFace IDは、Touch IDよりも桁外れの認証制度を保持しているとアピールしているが、速度面ではどうなるのか調査してみました。
速度対決!Touch ID VS Face ID
「iPhone X」の実機レポートを行った「Tom’s Guide」のマーク・スプーノア氏が、Face IDとTouch IDの速度を測定したレポートを公開しております。
Touch IDでは第2世代のTouch IDを搭載している「iPhone 7 Plus」が対象となっているようです。
同氏のレポートによると「iPhone X」にてホーム画面まで表示されるまで1.8秒かかったことが報告されております。
対するTouch IDにてホーム画面まで行くのに0.91秒であったことが報告されている。
このことから、速度面ではTouch IDの方が優れている結果が得られたことがわかります。
Face IDには学習機能がある
今回新たに採用された「Face ID」には学習機能が採用されている。
その為、「Face ID」は認証すればするほど精度が上がる認証システムとして開発されているようです。
現在、SNSに上がっている情報の中には「Face ID」で認証されないなど不満の声が上がっているが、学習することで自然に改善されていくことが望まれる。
また、「iPhone X」の設定にある「手前に傾けてスリープを解除」をオンにしておけば、速度面を解決することが可能だ。
Touch IDと比較するとまだまだ課題のあるのように見えるFace IDですが、学習機能によりどれほど精度が上げられるのか注目を集めております。
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