Face IDは、双子に限らず兄弟で認証することが可能

2017年11月4日に「iPhone X」に搭載されている認証システム「Face ID」が双子に限らず兄弟で認証することが可能であることが判明しました。
Face IDは双子であれば認証することが可能
「iPhone X」に採用された「Face ID」は、一卵性双生児の双子であれば難なく認証できることが報告されております。
その点、指紋認証システムである「Touch ID」は、一卵性双生児の双子での識別することが可能であったことが報告されております。
顔認証システムは、一卵性双生児により顔が同じユーザーでも認証できてしまう点が挙げられるため、まだまだ課題があることがわかります。
一卵性双生児ではない双子でも認証可能!?
ロシアのデベロッパーであるサラバト・クハノフ氏が、4つ離れた兄弟でFace IDによる認証を突破したことを報告しております。
サラバト氏が「iPhone X」の「Face ID」にて顔を登録したあと、兄弟であるリナット氏が「Face ID」の認証に成功したことが報じられております。
サラバド氏とリナット氏は、一卵性双生児でも無く、4歳も年が離れた兄弟となります。
Face ID is supposed to work only for one person, but somehow we managed to get it working for me and @rinatkhanov. #iPhoneX #FaceID pic.twitter.com/PirUFrxUWz
— Salavat Khanov (@khanov) 2017年11月3日
動画の最後には、兄弟の顔が似ていないことがわかります。
Face IDの学習機能が原因か
「iPhone X」にて新たに採用された「Face ID」には学習機能が備わっております。
「Face ID」で認証されなくても、パスコードを入力しロック画面を解除することで、顔認証の精度を挙げることができます。
リナット氏でも「Face ID」を認証できた理由には、この学習機能が大きく関係している。
サラバド氏が「Face ID」に顔を登録したあと、リナット氏がパスコードによりiPhoneを数回解除したことで、リナット氏でもロック解除できるようになったことがわかります。
その為、iPhoneのパスコードは変わらず他人に教えないことを強くお勧めします。
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