Apple、早くも2018年モデルのiPhone用プロセッサ「A12」の開発をスタートへ

2017年9月30日にAppleが、早くも2018年モデルのiPhone向けプロセッサ「A12」の開発を開始したことが明らかとなりました。
Apple、A12プロセッサの開発をスタート
2017年9月30日にAppleが、早くも2018年モデルのiPhoneに搭載予定の新型プロセッサ「A12」の開発をスタートしていたことが明らかとなりました。
メディアサイト「Nikkei Asian Review」によると、業界精通者から得た情報としてAppleが、台湾の「TSMC」へ新型プロセッサ「A12」の開発とテストを依頼していると報じられております。
「TSMC」は、「iPhone X」に搭載されている「A11 Bionic」プロセッサーを独占受注している実績がある企業となっております。
このことから、すでに「A12」プロセッサの開発及びテストを行っている情報の信憑性が高いことがわかります。
A12プロセッサは7nmプロセスを採用?
新型プロセッサである「A12」には7nmプロセスが採用される可能性が高いと報じられております。
現在販売が予定されている「iPhone X/8」に搭載されるプロセッサは、10nmプロセスを採用した「A11 Bionic」プロセッサとなっております。
このことから、新型プロセッサである「A12」が「A11 Bionic」よりも3nm減少していることがわかります。
プロセッサが7nmになるメリットには、消費電力性能の向上が期待されている。
プロセスが小さくなればなるほどプロセッサ内で送電される電気の距離が少なくなり、熱エネルギーへ逃げる量が少なくなります。
その為、2018年モデルのiPhoneでは現行モデルよりも消費電力性能が向上していることが予想されます。
2020年iPhoneでは3nmプロセスが採用される?
Appleがこのままプロセスの小型化を進めていると、2020年には3nmのプロセッサーが誕生することになります。
すでに「TSMC」は台湾南部に次世代半導体を製造するための向上を建設することを発表しております。
この工場は約1兆8,000億円も投資されており、将来登場する3nmプロセスを採用したプロセッサの製造能力が可能となる見込みだ。
その為、3nmプロセスを採用した次世代プロセッサの計画はすでに進められており、実現するための土台作りが行われていることがわかります。
まだ先の話ですが、2020年のiPhoneは現行モデルとは比較することが難しいほどの消費電力性能を保持しているかもしれません。
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