Instagram(インスタグラム)、電話番号などの個人情報を流出か

2017年9月1日にInstagramが、有名芸能人だけではなく、一般ユーザーの電話番号やメールアドレスなどと言った個人情報が流出している可能性があることがわかりました。
Instagramの個人情報流出
Facebook傘下のSNSである「Instagram」は、クラッカーからの攻撃を受けて有名人の個人情報が盗まれる事件が起きていることが明らかとなりました。
米メディアサイト「VARIETY」は、Instagram APIのバグを悪用したクラッカーが、複数の有名人が利用しているInstagramアカウントの電子メールアドレスや電話番号などと言った個人情報を不正に入手されていたことを報じている。
さらに同誌によると、クラッカーは有名人のアカウントを狙ってInstagram APIを利用した個人情報の入手に成功していたことを発表している。
情報流出による被害
米国の歌手であるセレーナ・ゴメス氏は、今回の個人情報流出の被害者であることがわかっております。
ゴメスさんの元恋人である有名歌手ジャスティン・ビーバー氏のヌード写真が掲載されてしまった事件が報告されております。
その後、掲載されてしまったアカウントはInstagramにより一時的に閉鎖されてしまったようだ。
現在では、悪用されたアカウントは元通り利用できる状態へ戻され、問題のヌード写真も削除されていると報告されております。
被害者は有名人だけではなかった
2017年9月1日にInstagramは、クラッカーからの攻撃対象は有名人だけではなく、一般人にも及んでいる可能性を発表しました。
これにより一般ユーザーの電子メールアドレスや電話番号がクラッカーに悪用される可能性が浮上されております。
さらにInstagramは、たとえアカウントを非公開にしていてもInstagram APIを利用すれば電子メールアドレスや電話番号を入手できることを報告している。
また、Instagram APIによるパスワードの流出は確認されていないことから、アカウントの乗っ取りはありえないことも発表しております。
Instagramは、攻撃対象となったInstagram APIのバグを既に修正し、調査当局と連携して問題解決を行っていくことを発表している。
調査の結果、被害にあったアカウントの割り出しは完了しており、被害にあったアカウント数はごく僅かであったことをコメントしている。
今回の事件についてInstagramは、セキュリティ対策を今後も強化することと、知らない電話番号からの着信やメールアドレスを不用意に受けないことを呼びかけております。
[VARIETY]
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