Apple、iOS 11で18万本のアプリが動作しなくなる

2017年8月29日にAppleから公開予定の新しいOSである「iOS 11」で、約18万本のアプリケーションが動作しなくなることが明らかとなりました。
iOS 11は64bitのみサポート
Appleから発表されたiPhone/iPad向けOSである「iOS 11」は、64bitアプリケーションのみをサポートしております。
その為、「iOS 10」までサポートされていた32bitアプリケーションは、「iOS 11」では起動することが出来ないと報告されております。
またAppleは、「iOS 10」を公開した当初からアプリケーションデベロッパーに対して、64bit化への移行をアナウンスしておりました。
現在公開されているiOSでは、以下のように警告メッセージが表示されるようになっております。
なお、iOS 10と32bitに関する情報は、以下の記事に記載しております。
187,000本のアプリケーションが動作せず
冒頭でも述べたが、「iOS 11」が64bitのみをサポートすることで既存の32bitアプリケーションは起動すらすることができなくなります。
メディアサイト「Business Insider」によると、現在公開されている32bitアプリケーションは、187,000本であると報じております。
そのうち、ゲームカテゴリーは約38,000本ものアプリケーションが32bitに該当しているようだ。
現在App Storeに公開されているアプリケーションの数は、約240万本であると報告されていることから、公開されている32bitアプリケーションは約7.8%にあたることになります。
なお、「iOS 11」の公開後も32bitアプリケーションは公開されたままの状態となり、しばらくは残っているようです。
iOS 11ではiPhone 5cとiPhone 5をサポートせず
「iOS 11」は、64bit端末のみをサポートすることから「iPhone 5c」と「iPhone 5」がサポート対象外となるようだ。
その為、4インチのiPhoneで「iOS 11」を利用するためには、以下の2種類しか選択肢が残されておりません。
- iPhone 5s
- iPhone SE
ですが、Appleは2018年の頭に「iPhone SE」の後継機である「iPhone SE 2」を発表すると噂されております。
その為、4インチのiPhoneでハイスペックを求める方は、2018年まで待つ必要があります。
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