Intel、第8世代のCoreプロセッサを正式発表へ – Uシリーズから販売開始

2017年8月21日に米Intelが、同社のプロセッサとして第8世代のCoreプロセッサを正式発表したことが明らかとなりました。
なお、販売はノートPCや2in1PC向けである「U」シリーズが販売開始されるようです。
第8世代のCoreプロセッサ
2017年8月21日に米Intelが、新しいプロセッサとして第8世代のCoreプロセッサを正式発表したことが明らかとなりました。
今回正式発表されたCoreプロセッサは、開発コードネームが「Kaby Lake Refresh」となっている。
「Kaby Lake Refresh」は、「U」シリーズとして販売開始され、TDPが15wのクアッドコアとなっている。
前モデルである第7世代の「U」シリーズ(Kaby Lake)は、デュアルコアとなっていたので、ようやく第8世代からクアッドコアになることが出来ました。
また、第8世代のCoreプロセッサはTDPが15Wにもかかわらず、マルチタスク性能が最大40%も上がっているようです。
発表されたUシリーズは?
今回米Intelから正式発表された第8世代のCoreプロセッサは、以下の4モデルとなっている。
- Intel Core i7-8650U
- Intel Core i7-8550U
- Intel Core i7-8350U
- Intel Core i7-8250U
いずれのモデルも第7世代のCoreプロセッサと同様に14nm+プロセスが採用されております。
今回のアップデートは、旧世代のデュアルコアからクアッドコア、TDPが15Wのままマルチタスク性能を向上したほか、消費電力性能を向上したことが挙げられるでしょう。
また今回発表された第8世代のCoreプロセッサは、薄型ノートPCSや2in1への搭載を考慮したプロセッサとなっている。
その為、各モデルでは消費電力性能の向上のみならず、排熱設計の問題から解決されているようだ。
第8世代のCoreプロセッサはいつ登場?
米Intelによると第8世代のCoreプロセッサを搭載したディバイス(恐らくノートPC)は、2017年9月より順次発表されることを発表している。
第8世代のCoreプロセッサを搭載したデスクトップPCについては、詳しい日程の発表は残念ながらありませんでした。
しかし、Intelは第8世代のCoreプロセッサを搭載したデスクトップPCを2017年の秋までに発表したいとコメントしている。
近年では、1キロ以下の重さのノートの需要が高いですが、低スペックであることが懸念されておりました。
しかし、第8世代のCoreプロセッサを採用することでマルチタスク性能の向上が期待できるため、Surface ProやMacbookなどのディバイスでの活躍が期待できます。
[Intel]
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