64Bit版FireFoxが64Bit版Windowsへ標準インストール

2017年8月15日にMozillaが、MicrosoftのOSである「Windows」の64bit版を対象として、64bit版「Firefox」が標準で自動インストールされることが明らかとなりました。
WindowsにFireFoxが標準インストール
2017年8月15日にMozillaが提供しているブラウザ「FireFox」がWindowsへ標準インストールされることが明らかとなりました。
「Windows」へ標準で自動インストールされる「FireFox」は64Bit版であると報告されている。
その為、自動インストール対象となる「Windows」も64Bit版となるようだ。
なお日本でいつから「FireFox」が標準インストールされるアップデートが配信されるかは、不明となっております。
既存ユーザーはどうなる?
すでに「FireFox」をインストールしている既存ユーザーの64Bit版への移行は、手動でインストールするか、今後のアップデートでインストールする方法の2パターンあります。
手動で64Bit版「FireFox」へ移行する場合は、以下のサイトからインストーラーをダウンロードし、一から実行する必要があります。
なお、自動的に64Bit版「FireFox」がインストールされてしまったが、32Bit版へ戻したい場合は、以下のリンクから32Bit版インストーラーをダウンロードし、実行する必要がありますのでご注意ください。
FireFoxの場合は32Bit版よりも64Bit版の方が多くのメモリを使用できるため、ブラウザのクラッシュ率が低くなると言われております。
また、64GBit版「FireFox」の方がセキュリティ面でも優れているため、特別な理由がない限り64Bit版「FireFox」を利用することをおすすめします。
2017年11月のアップデートでほとんどのアドオンが使えなくなる!?
Mozillaは、2017年11月に公開予定の「FireFox 57」にて、拡張機能を新しい仕様である「WebExtensions」のみをサポートすることを発表いたしました。
これにより、昔からある便利なアドオンが「WebExtensions」に対応していない場合に利用することができなくなります。
「WebExtensions」は、2015年8月にリリースされた「Firefox 42 Developer Edition」で実装されており、安定版は「FireFox 48」からサポートの開始を行っております。
「WebExtensions」を採用する利点は、Google ChromeやOperaなどが採用する拡張機能APIとの互換性が担保できるメリットが挙げられます。
しかし、「FireFox」ならではの古くから存在するアドオンは2017年11月以降に利用できなくなるのは大きなデメリットになると予想されます。
また、「FireFox」以外で同じようなアドオンが利用できるのであれば、「FireFox」を利用する価値が低くなるため、アップデートに反対する意見が多く見受けられます。
[Mozlla]
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