Apple、バッテリー交換が必要なMacbook Proの交換プログラムを終了

2017年7月27日にAppleは、2012年から2013年の間に製造された15インチMacbook Proのバッテリー不具合による交換プログラムを終了したことが明らかとなりました。
Macbook Proの交換プログラム
2017年7月27日にメディア「MacRumors」が、2012年〜2013年までに製造された「Macbook Pro Retinaディスプレイ 15インチ」の交換プログラムが終了されたことを発表致しました。
同プログラムは、2012年中頃から2013年までに製造された「Macbook Pro Retinaディスプレイ 15インチ」のバッテリーの供給問題が不足している不具合が対象となっております。
Appleによりバッテリー交換が必要だと判断された場合は、新しいMacbook Pro(現行モデル)と交換することで対処しておりました。
しかし、どうやらこのプログラムにより新しいMacbook Proへの交換はすでに終了しているようだ。
プログラムの内容
今回、話題となったMacbook Pro Retinaモデル 15インチのバッテリー交換プログラムは、以下のMacbook Proが対象となっております。
- Macbook Pro 15Inch Retina Mid2012
- Macbook Pro 15Inch Retina Early2013
これらのMacbook Proはトップケース一体型のバッテリーが採用されるため、バッテリー不具合に該当したユーザーは修理まで時間が掛かる問題がありました。
そこでAppleは、すぐにMacbook Proの交換が必要な場合に限り、同等のスペックを搭載している新しいMacbook Proへ交換するよう、Genius BarとApple認可サービスプロバイダーへ通達していたようだ。
これより、バッテリー不具合に該当するユーザーは、Macbook Proを修理に出すか新しいMacbook Proへ交換してもらうか選択することが出来ました。
バッテリー交換プログラムは終了
しかし、「MacRumors」によると現地時間2017年7月26日のAppleの社内メモには、Macbookのバッテリーの在庫が入荷され修理が可能になったとの通知があったようだ。
これを受けてAppleのGenius BarとApple認可サービスプロバイダーは、新しいMacbook Proへの乗り換えではなくバッテリー交換を15営業日以内に可能であることをユーザーへ通達するよう案内しているようです。
またAppleは、現在Macbook Proのバッテリー修理を依頼すると8月の初めには修理されたMacbook Proがユーザーの手元に届く体制を整えているようだ。
なお、同プログラムは元々日本を対象としておりませんので、ご注意ください。
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