Google Glassが2年間の沈黙の後にバージョンを発表

2017年7月19日に旧Google Xが、「Google Glass」を2年間の沈黙の後にアップデートを発表したことが明らかとなりました。
Google Glassをアップデート
2017年7月19日にGoogleが、メガネ型ディバイス「Google Glass」を2年間の沈黙後にアップデートしたことを発表しました。
Google Xから分離した「X」のプロジェクトリーダーであるジェイ・コタリ氏が、ブログ内で「Google Glass」の最新バージョンを発表しました。
すでに開発が中止されたと噂されていた「Google Glass」ですが、MyGlassアプリにアップデートが配信されたようです。
さらに、Glass Explorer Edition向けにファームウェアアップデートも公開され、「Google Glass」がまだ生きていたことが確認されました。
新しいGoogle Glass
今回の発表によると、新しい「Google Glass」は「Glass Enterprise Edition」という名称へ変更されているようだ。
「Glass Enterprise Edition」は、職種を問わず様々な法人向けの商品として再開発されいると報じられております。
現在挙がっている会社名の中には、航空機エンジンメーカーのGE Aviationが挙げられております。
GE Aviationのエンジニアたちは、現在も「Google Glass」を着用して作業を行っており、両手を使わないため作業効率が8~12%向上しているとコメントしている。
さらにマニュアルが内蔵されている「Google Glass」を着用することで、整備士がエラーを発生させることを防ぐことが出来るようだ。
さらに、農業用マシンメーカーのAGCOは新しい「Glass Enterprise Edition」により業務の効率性が格段に上がったことを報じている。
AGCOによると、機械の生産時間は25%の削減に成功し、検査時間は30%も節約できたことを発表している。
Glass Enterprise Editionのスペック
「Glass Enterprise Edition」は、脱着式のスマートグラスとして再開発されております。
その為、作業ゴーグルや通常の眼鏡などに簡単に装着することが可能だ。
また、「Glass Enterprise Edition」のカメラは800万画素となっており、前モデルである「Google Glass」の500万画素よりもアップグレードされている。
さらにバッテリー駆動時間が8時間まで延長されるなど細かいアップグレードが見受けられます。
[A new chapter for Glass – The Team at X]
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