Google、新しいプログラミング言語「Go 2」を発表

米国時間2017年7月13日にGoogleは、「Toward Go 2 – The Go Blog」にて新しいプログラミング言語「Go 2」の基本計画を発表したことが明らかとなりました。
新しいプログラミング言語「Go 2」を発表
米国時間2017年7月13日にAlphabet傘下のGoogleの「Goプロジェクトチーム」は、「Toward Go 2 – The Go Blog」にて新しいプログラミング言語「Go 2」の基本計画を発表したことが明らかとなりました。
「Go 2」は、Googleのプログラミング言語である「Go」の次期メジャーアップデートバージョンに位置している。
「Toward Go 2 – The Go Blog」では、発表された「Go 2」がどのような問題を解決したのか、どのような工程で開発を進めているか説明しております。
前バージョンの「Go」
Googleが、新たなプログラミング言語として「Go」を発表した当初は、多くのデベロッパーやITメディアから注目を集めました。
ですが、話題にはなったものの「Go」を採用した新たなサービスが登場する話は、あまり浮上しませんでした。
しかし、2016年の後半から、企業システムの開発において重要なプログラミング言語として、再度注目を集めてから「Go」の利用率が上がりました。
今回、発表された「Go 2」も今後の利用率の増加が見込まれるプログラミング言語として注目を集めている。
GoとGo 2
Googleは、「Go」で挙がった問題点を「Go 2」でいくつか解決したことを発表している。
「Goプロジェクトチーム」は、「Go」の開発でつちかった経験から問題点を洗い出し、「Go 2」で項目として挙げて修正を行っていることを発表している。
今回「Go 2」を「Go」から切り離した理由の一つとして、これまでつちかってきた「Go」のエコシステムを崩すことは避けるべきだと判断したようだ。
Googleが公開している「Go 2」の開発方法によると、現行バージョンである「Go」へ「Go 2」の機能をマージしながら進めているようだ。
これにより「Go」との互換性を担保しつつ、「Go 2」の機能を確実に取り込むことが可能になる。
なお、「Go」のバージョンである「1.20」のリリースを「Go 2」に置き換えてリリースする予定であることを発表しております。
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