Microsoft、Windows Storeにて「Ubuntu」をリリース

2017年7月11日にMirosoftがWindows Storeにて「Ubuntu」をリリースしたことが明らかとなりました。
UbuntuをWindows Storeで
2017年7月11日にMicrosoftは、Windows StoreにてLinuxベースのOSである「Ubuntu」を配信したことが明らかとなりました。
Windows Storeに公開された「Ubuntu」は、ユニバーサルWindowsプラットフォームである「UWP」として公開されている。
これにより「VirtualBox」や「VMware」などといった仮想ソフトウェアを利用しなくても簡単に「Ubuntuの機能を利用することができる。
現在はまだ確認されておりませんが、「Windows 10s」でも「Ubuntu」が利用可能であると予測されます。
Windows版Ubuntuの詳細
今回MicrosoftがWindows Storeにてリリースした「Ubuntu」のバージョンは「16.0.4.0」となっている。
ビルドバージョンは、「16.04 LTS」となっており、比較的新しいバージョンを採用しております。
なお、Windows版「Ubuntu」はあくまでもCUIでの利用になりますので、XWindow(GUI)による操作は出来ませんのでご注意下さい。
しかしながら、Linuxの基本コマンドである「bash」や「ssh」、「git」、「apt」、「dpkg」、「vi」など標準的なものは装備されております。
その為、LinuxユーザーのみならずMacユーザーにも魅力的なサービスとなっております。
まだ実装されていない機能
Microsoftは、2017年5月に開催したデベロッパー向けカンファレンス「Build 2017」にて、Windows Store版「Ubuntu」をリリースすることを事前に告知しておりました。
Microsoftは「Build 2017」にて、「Windows Subsystem for Linux(WSL)」に「OpenSUSE」と「Fedora Linux」をサポートすることを発表しておりました。
「OpenSUSE」は、「Ubuntu」の次にシェアが大きいLinux OSとなっており、近年で最も利用率が挙がっているOSだ。
対して「Fedora Linux」は、シェア率が第4位のLinux OSとなっており、Red Hat系OSと同じような立ち位置となっている。
ですが、Microsoftは「OpenSUSE」と「Fedora Linux」のサポートを現在提供しておらず、今後のアップデートで実装されると予測されます。
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