Google、Android 2.1以下のバージョンのサポートを終了

2017年6月30日にGoogleは、Android 2.1以下のサポートを終了したことを発表致しました。
これにより、対象端末は、Androidマーケットへのアクセスやアプリケーションのインストールができなくなります。
Android 2.1以下のサポートを終了
Googleは、Android OS「Android 2.1 Eclair」以下のバージョンのサポートを2017年6月30日をもって終了することを発表致しました。
これにより、2017年6月30にをもって「Android 2.1」以下をインストールしている端末は、Androidマーケットへのアクセスや新しいアプリケーションのインストールができなくなります。
なお、Googleによると対象端末への事前通知は行われていないようだ。
事前通知が行われていない理由に「Androidマーケットアプリケーションに技術的な問題あったため」だとコメントしている。
今回のサポート終了に伴い、必然的に「Android 2.1」以下の端末を保持しているユーザーは突然、強制的に買い替えを要求されることになる。
Android 2.1のシェア率は?
Android Developersは、Android OSのバージョンごとの利用率を以下のように公開している。
この中で最も古く、インストール率が低バージョンが「Android 2.3.3 – 2.3.7(Gingerbread)」となっている。
一番利用率が低い「Android 2.3.3 – 2.3.7(Gingerbread)」の利用率は「0.8%」となっております。
こちらの図は、「0.1%」未満の利用率となっているAndroid OSは表示されていないので、今回サポートを終了した「Android 2.1」以下のシェア率は「0.1%」未満ということになる。
その為、「Android 2.1」以下のサポートを打ち切っても、影響を受けるユーザーはごくわずかとなる。
デベロッパーの対応
すでにデベロッパーは、「Android 2.1 Eclair」を含めた古いバージョンのサポートを打ち切っている。
Googleは「Android 2.2」以上の端末について、AndroidマーケットではなくGoogle Playにて引き続きサポートを行っていくことを発表している。
また、「Android 2.2」のサポートが終了する前に、サポートの終了についての通知が前もって表示されるかは不明となっておりますので、ご注意ください。
[ダッシュボード | Android Developers, Ending support for Android Market on Android 2.1 and lower]
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