AppleのARKitを利用してMinecraftをプレイする映像が公開 – AR版Minecraft

2017年6月25日にAppleがデベロッパーカンファレンス「WWDC 2017」で発表した「ARKit」を利用したMinecraftのプレイ動画が公開されていることが明らかとなりました。
AR版Minecraft
Appleがデベロッパー向けカンファレンス「WWDC 2017」でARアプリケーション構築フレームワーク「ARKit」を公開している。
そして、2017年6月25日にAppleの「ARKit」と「Unity 3D」を活用した「AR版Minecraft」のプレイ動画が公開されたことが明らかとなりました。
公開されたプレイ動画は、あくまでもデモ動画として公開されておりますが、Minecraftの世界が現実世界とリンクしていることが見て取れます。
2Dから3Dへ
Minecraftを始めとしたゲームのほとんどは、2Dとして楽しむことが一般的とされておりました。
しかし、2017年にAppleが「ARKit」を呼ばれるフレームワークを公開することで簡単に3Dゲームを作成することができるようになりました。
さらにゲーム作成でよく利用される「Unity 3D」と組み合わせることで、より簡単に3Dゲーム制作に取り組むことができる。
日本でも「snow」を始めとしたARアプリケーションの需要が高まっており、ARはもっともホットな事業となっている。
AR版Minecraftのリリースや対応機種は?
AR版Minecraftに関する詳細な情報は公開されておらず、リリース日すら不明となっております。
しかし、リリースは「もう間もなく」とアナウンスされており、近いうちに公開されるようです。
ですが、「ARKit」で作成されたARアプリケーションは、最低限の動作条件を満たす必要があります。
1つ目は、AppleのiOSを搭載した端末であること。
2つ目は、端末がA9またはA10位上のプロセッサを搭載していること。
【対象端末】
- iPhone SE
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPad Pro 9.7Inch
- iPad 2017
そして最後の3つ目は、端末が「iOS 11」である必要があるようだ。
しかし、「iOS」を搭載している端末しかAR版Minecraftを利用できないわけではないようだ。
似たようなアプリケーションでは、GoogleのAR技術「Tango」をベースとして作成された「Makebox AR」が存在する。
この「Makebox AR」を活用することで、iOS向けAR版Minecraftと同じようなことができるようだ。
「Makebox AR」のメリットは、Tangoを利用できるAndroid端末であれば利用できるという点が挙げられます。
また、「Makebox AR」の価格は無料となっており、すぐに持っているAndroid端末で利用することができます。
これを機会にまだ、AR分野に入門していない方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか?
[ViRD]
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