ドン・キホーテの50インチ4Kテレビについて、東芝が性能や品質を保証しないことを発表

2017年6月19日に東芝は、同社のテレビ受信システム「デジタルボード」を搭載したテレビの性能や品質を保証しないことを発表いたしました。
今回の発表は事実上、ドン・キホーテから販売された50インチ4Kテレビに向けて発言していると思われる。
東芝が保証しないことを提言
2017年6月19日に東芝は、「当社製デジタルボード搭載の他社液晶テレビ」という題名で、東芝製テレビ受信システムに関する注意を促している。
こちらのベージでは、東芝映像ソリューション株式会社が、レグザやレグザブルーレイなどの製品化の他にも、業務用ビジネスとして業務用部品ビジネスなどを展開していることを発表している。
同社の業務用部品ビジネスのひとつに、東芝製テレビ受信システム「デジタルボード」を使用した液晶テレビをすでにいくつかの会社から発売していることについて触れている。
東芝としては、業務用部品として販売された東芝製「デジタルボード」を搭載した液晶テレビについて、同社が開発・設計・デザイン・企画・製造に関与していないことを強調している。
さらに、同社は製品としての当該液晶テレビについての性能や品質を保証しないことを発表した。
ドン・キホーテのテレビ
対するドン・キホーテは2016年6月21日に、50インチの4K液晶テレビである「情熱価格 PLUS 50V型 ULTRAHD TV 4K 液晶テレビ」が、初回生産分3,000台を一週間で完売したことを発表している。
ドン・キホーテによると、当初の予定では初月の生産量は2,000台を予定しておりましたが、1週間もしないで完売してしまったことを公開している。
予想よりも人気が高いことから、現在は予約を一時中断しているほどだ。
ドン・キホーテの通販サイトでは、2017年7月3日より受付を再開することを発表しているが、店舗での予約受付の再開は未発表となっている。
何と言っても「情熱価格 PLUS 50V型 ULTRAHD TV 4K 液晶テレビ」の価格は、税別5万4800円となっており、他社の50インチ4Kテレビよりも圧倒的に価格が安い。
ジェネリックREGZA
ドン・キホーテは、「情熱価格 PLUS 50V型 ULTRAHD TV 4K 液晶テレビ」のアピールポイントに東芝製「デジタルボード」を採用していることを発表している。
その為、ネット上では低価格かつ、東芝製「デジタルボード」を採用しているテレビとして、「ジェネリックREGZA」と呼ばれている。
東芝製としては、「デジタルボード」の売れ行きが順調になるが、テレビ販売の経験が貧しいドン・キホーテからの販売を気にしており、今回の発表を行ったと予測される。
なお、ドン・キホーテによると、「デジタルボード」以外の部品については東芝製ではないことを提言しており、あくまでも「デジタルボード」のみ東芝製となっているようだ。
[東芝]
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