ティム・クック氏、トランプ大統領との対談でプログラミングの義務教育化を提言

2017年6月19日にAppleの最高経営責任者(CEO)であるティム・クック氏が、トランプ大統領との対談で、プログラミングを必須科目にするよう提言していることが明らかとなりました。
ティム・クック氏とトランプ大統領
2017年6月19日にAppleの最高経営責任者(CEO)であるティム・クック氏と、アメリカのトランプ大統領が、対談していることが明らかとなりました。
今回の対談は、IT企業とアメリカの現役大統領であるドナルド・トランプ氏が意見交換を行う「アメリカン・テクノロジー・カウンシル」と呼ばれております。
「アメリカン・テクノロジー・カウンシル」では、各ITである企業から最高経営責任者(CEO)が企業を代表して、大統領に提言することができる。
また今回の対談では、AmazonのCEOであるジェフ・ベゾス氏も参加していたと報告されている。
CEOたちが話したこと
AmazonのCEOであるジェフ・ベゾス氏は、トランプ大統領に対して商用技術をもっと積極的に利用していくように訴えたようだ。
また、データ分析を行っており、アメリカ政府ともつながっているPalantirのCEOであるアレックス・カープ氏は、ビッグデータを連邦政府支出の不正発見すべきだと指摘している。
そして、AppleのCEOであるティム・クック氏は、トランプ大統領に対してプログラミングを必須科目化にすることを提言したようだ。
以前にもティム・クック氏は、学校で教える教科にプログラミングを義務教育化すべきだとコメントしている。
すでにAppleは、高校向けにSwiftのアプリケーション開発カリキュラムなどを無料で公開している。
またAppleはコミュニティーカレッジの生徒にも、プログラミング教材を無料で公開しており、Appleがいかにプログラミングを重要視しているかが伺えます。
ティム・クック氏とトランプ氏は犬猿の仲?
以前にティム・クック氏は、トランプ大統領の考えに賛同できないことを発表している。
ティム・クック氏は、トランプ大統領の発言を一つの考えとして受け取っていることをアピールしているが、あくまでも同意することはないとコメントしている。
今回の対談は、ティム・クック氏がアメリカの将来を思って出席してことを強調しており、トランプ大統領との犬猿の仲をアピールしているように見える。
対するトランプ大統領も、IT企業に特別な処置を行ったことがが無いことから、今回の対談自体の存在意義が無いように思われる。
その為、今回の対談は形だけであり、各CEOは歓迎されていないと予測されます。
お気軽にお書きください