Google、自動運転車事業を撤退!? – 事業凍結か

2017年6月14日にGoogleは、同社の自動運転車の開発事業を凍結することを発表いたしました。
なお、開発はAlphabet傘下の「Waymo」という子会社で引き続き進められるようです。
Googleの自動運転車
Alphabet傘下のGoolgeは、7年続けてきた自動運転車の開発プロジェクトを凍結することを発表いたしました。
ですが、自動運転の開発は同じくAlphabet傘下の「Waymo」と呼ばれる子会社で引き続き開発するようです。
さらに詳細な話しによるとGoogleは、ハンドルやブレーキなどを一切搭載しない自動運転車両の開発を勧めていましたが、これを一旦諦めるという意味らしいです。
今後「Waymo」で開発される自動運転車両は、ハンドルやブレーキを搭載し、あくまでも自動運転機能はユーザーのサポートとして開発していくようだ。
その為、今回の発表はあくまでも自動運転事業を凍結するというよりは、完全な自動運転を諦め、ユーザーのサポートを前提とした自動運転の開発に切り替えたことを意味している。
なぜ目標を買えたのか?
Google傘下のAlphabetのラリー・ペイジCEOとルース・ポラットCFOは、元々ハンドルやブレーキを搭載していない自動運転車両に否定的な意見を持っていたそうです。
現在の法律でも、ハンドルやブレーキは必ず必要であると定められており、たとえ技術的に実現できても走行させることは違法となる。
もともと自動運転事業は、ペイジ氏が2007年に発表したことで開拓されていきました。
ペイジ氏の発表後は、AppleやUber、Appleなどと行った大手IT企業も事業参入し、Alphabetにとっては競合他社が多くなったと言えるでしょう。
そこでAplhabetは、自動運転事業の進捗状況と業界の進捗状況を考慮した上で、今回の発表を行ったと予測される。
IT企業が目指す自動運転とは
AppleやAlphabetは、当初は自社で車両本体と自動運転システムの開発を行う方針でした。
その中でもAppleは、車両も含めた開発は想像以上に難しいと判断し、早期に自動運転システムのみの開発へシフトした。
そして、本日Alphabetも車両も含めた自動運転車両の開発は難しいという判断に至ったようだ。
あくまでも自動運転システムは、先延ばしにしただけなので、今後も自動運転車両の開発が進められると予測される。
さらに「Waymo」のWEBページには、完全な自動運転を実現すると公開しており、いつかは完全な自動運転の実現を達成させる意気込みがあるようです。
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