Appleを含む企業連合が、東芝の半導体メモリ事業を買収か – 鴻海精密工業

2017年6月13日に東芝(TOSHIBA)の半導体メモリ事業をAppleなどが加入している企業連合が買収を検討していることが明らかとなりました。
TOSHIBAのメモリ事業を買収か
Fixconnとして有名な鴻海精密工業が中心となっている企業連合が、日本の東芝(TOSHIBA)の半導体メモリ事業の買収を計画していることが明らかとなりました。
企業連合には、Appleも参加しており、鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)会長が東芝の買収は決定的であると発言している。
また、この連合企業には「Dell」や「Kingston」、「Amazon」、「Google」、「Microsoft」、「Cisco」などと行った大手企業も参加に向けて検討していると噂されている。
もし東芝の半導体メモリ事業が買収されると、企業連合に加入しているの大手企業に技術がばらまかれる事になります。
Appleはすでに買収に向けた計画を進めている?
AppleのCEOであるティム・クック氏とAppleの取締役は、鴻海精密工業が主体となっている企業連合への参加をすでに承認していると報じられている。
元々6月上旬に、郭台銘会長は、「Apple」や「Amazon」などと行った大手IT企業を企業連合へ向かい入れ、東芝の半導体メモリ事業を買収することを明言しておりました。
結果として「Apple」は、東芝の買収を承認し、「Amazon」や「Google」なっどと行った他の大手IT企業も前向きに検討していると報じられている。
企業連合内で、どれくらいの金額を出し合うかについては、まだ発表されておりません。
企業連合には、シャープ(SHARP)も参加
なんと、今回報じた企業連合には、日本の大手IT企業であるシャープ(SHARP)も参加している。
シャープは鴻海精密工業と連携することで、米国に半導体向上の建設を検討していることを明らかにしている。
また、鴻海精密工業側もシャープと手を組むことで、将来的な米国への事業拡大を狙っているようだ。
シャープとシャープは鴻海精密工業は、すでに米国に大規模な液晶パネル工場の建設を検討しており、東芝の半導体メモリ事業の買収が決まれば、追加でメモリ事業も行うとされている。
また、東芝の半導体メモリ事業の投資額は、シャープと鴻海精密工業で約40%ではないかと言われております。
半導体メモリ事業の売却先は?
現在、東芝の半導体メモリ事業の買収を検討しているのは、以下の4社になります。
- 鴻海連合
- Broadcom
- SK hynix
- Kohlberg Kravis Roberts(KKR)
東芝はすでに5月の下旬に銀行団に対して、半導体メモリ事業の売却についての説明を行っており、その中で上の4社の名前が挙がってきたとされている。
東芝は、売却先について未だにコメントしておらず、4社の中からどれを選択するのかは不明である。
何れにせよ、売却先の決定を2017年6月15日に開かれる東芝の取締役会で決定されるようです。
[Reuters]
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