Apple、iPhone 8の販売が2ヶ月遅れる!? – 部品の供給不足

2017年6月10日にAppleから販売予定のiPhone 8は、9月に販売されると噂されておりましたが、サプライヤーの部品生産の遅延により、1ヶ月または2ヶ月ほど販売が遅れる可能性が浮上してきました。
iPhone 8の販売が遅れる!?
iPhone 8の部品を製造するサプライチェーンの業績が伸びていないことが明らかとなりました。
このことからサプライチェーンの製造が予定通り進んでおらず、Appleが2017年9月に販売されると噂されているiPhone 8の販売が数ヶ月先延ばしになるのではないかと言われております。
投資銀行のRBC Capital Marketsが公開しているレポートによると、サプライチェーンの製造の遅延の原因に、部品の供給不足が挙げられている。
さらにiPhone 8に搭載予定の有機EL(OLED)パネルの供給が間に合っていないと指摘しており、これによりiPhone 8の販売は10月には間に合わないとコメントしている。
有機ELに関する様々な課題
iPhone 8の有機ELパネルは、ホームボタンおよびTouch IDを一体化させた新しいディスプレイであるため、製造元であるSamsungが技術的な問題から生産を遅延させているようだ。
先日報じたiPhone 8の有機ELに関する記事によると、Samsungは6月の後半から有機ELパネルの製造に取り掛かるとされている。
以前にも、フロントデュアルカメラを装着した有機ELパネルをiPhone 8の本体に圧着させる工程で技術的な問題が発生しており、iPhone 8の販売が11月になると言われておりました。
これらを考慮しても、9月にiPhone 8を販売開始することは厳しいと予測される。
販売遅延によるAppleへのダメージ
投資銀行のRBC Capital Marketsによると、たとえiPhone 8の販売が数ヶ月先延ばしになったとしても、Appleの売上に影響はしないと予測している。
RBCによると、iPhone 8は過去最大の大型アップグレードであるため、販売が1ヶ月~2ヶ月程遅れた程度では、Appleの売上には影響しないと予測している。
しかし、RBCの予想はiPhone 8の画面一体型Touch IDが搭載される前提で予測しているので、背面にTouch IDを搭載したiPhone 8の場合はどうだろうか?
恐らく、背面にTouch IDが移動したことで、既存のiPhoneユーザーがAndroidへ乗り換える可能性が高くなる。
そのためにもAppleは、売上を伸ばすためにディバイス一体型Touch IDを採用を販売スケージュールよりも優先する必要があります。
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