21.5インチ4K iMacは、CPUとメモリ交換が可能であることが判明

2017年6月9日にAppleが「WWDC 2017」発表した21.5インチ4K iMacは、CPUとメモリがモジューラー式へ変更されたことが明らかとなりました。
これにより21.5インチ4K iMacは、再びCPUとメモリの交換が可能になりました。
iMacを分解
新製品をいち早く分解することで有名な「iFixit 」が、Appleが「WWDC 2017」で発表した21.5インチ4K iMacの分解レポートを公開していることが明らかとなりました。
今回、iFixitが選んだiMacの構成は以下のとおりとなっている。
- 3.0 GHz quad-core Intel Core i5 (Turbo Boost up to 3.5 GHz)
8 GB of 2400 MHz DDR4 memory Radeon Pro 555 GPU with 2 GB of VRAM 1 TB (5400-rpm) hard drive 802.11ac Wi-Fi and Bluetooth 4.2 43% brighter display (500 nits) with 4096 × 2304 resolution and P3 wide color gamut
そして、今回の分解により、21.5インチ4K iMacのCPUとメモリがモジュール化されていたことが明らかとなりました。
21.5インチ4K iMacのメモリ・CPU交換が可能に
21.5インチ iMacのメモリは、2013年モデル以来、不可能となっており、CPUについては2012年モデルから交換が不可能になっている。
iFixitの分解レポートによると、21.5インチ4K iMacのメモリとCPUがモジューラ式へ変更されたことが報告されている。
メモリもジュールについては、Macbook pro mid2017や27インチ iMacに搭載されていた、モジューラーが搭載されている。
またCPUについては、脱着式のモジューラーになっており、一度ロジックボードからCPUモジュールを取り外さなくてはならない。
分解レポートによると、CPUモジュールはヒートシンクとロジックボード裏のシールを剥がす必要があるとのこと。
なお、ソケットは「LGA 1151」のCPUソケットが採用されていたようです。
簡単に交換が可能なのか?
iFixitの報告によると、21.5インチ4K iMacの修理のしやすさを示すスコアを「3」と評価している。
こちらのスコアは最大「10」段階となっており、「10」が一番修理がしやすいとされている。
このことから21.5インチ4K iMacの修理のしやすさは、難しいと評価されている。
iMacの分解は、昔から難易度が高く、ディスプレイからロジックボードへアクセスする手順が難しいとされております。
そのため、21.5インチ4K iMacのCPUおよびメモリ交換は、自己責任で自信がある方におすすめします。
お気軽にお書きください