Apple、32bitアプリのサポートを終了 – iPhone5/5cはサポート外へ

2017年6月6日にAppleがデベロッパー向けカンファレンス「WWDC 2017」で発表した「iOS 11 bate」から、32bitアプリケーションがサポートされなくなっていることが明らかとなりました。
32bitアプリケーションを廃止
Appleは、「iOS 10」のときからデベロッパーに対して、64bitへの移行をアナウンスしておりました。
そして、6月6日に行われた「WWDC 2017」で新しく「iOS 11 bate」が発表されました。
公開された「iOS 11 bate」では、32bitアプリケーションがインストールできなくなっていることが判明し、事実上32bitアプリケーションの廃止が決定されました。
現在確認されている限りでも、APP Storeの検索結果からも32bitアプリケーションが表示されなくなっているようです。
なお、この現象は、「WWDC 2017」の前にも起こっておりました。
「WWDC 2017」で発表された「iOS 11」に関する情報ついては、下記の記事をご参照ください。
iOS 11 bate
確認できている限りでは、TouchArcadeアプリなどの32bitアプリケーションを「iOS 11 bate」で表示させると、インストールボタンが表示されないことを確認されている。
32bitアプリケーションは、APP Storeのポリシー違反とみなして、このようにインストールが不可能な状態となっている。
なお、APP Storeに公開されているアプリケーションを64bitへ移行することでインストールが可能な状態に戻ると報告されております。
サポート外となるiPhone
「WWDC 2017」の発表によると、「iOS 11」のサポート外となるiPhoneは「iPhone 5」と「iPhone 5c」となるようだ。
これにより、該当の端末を所有しているユーザーは、新しい端末への乗り換えを推奨されることになる。
また、新しく登場したmacOSである「High Serra」についても、32bitアプリケーションをサポートする最後のmacOSであるとされております。
このことからAppleは、2018年または2019年に同社の製品全てを64bitのみのサポートになると予測されます。
何れにせよ、現在「iPhone 5」または「iPhone 5c」を所持している方は、セキュリティ面の問題からも、iPhone 7への移行をおすすめします。
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