Apple、iPhone SEの後継機をリリースする予定はなし!? – 4インチスマホは登場せず

2017年6月1日に調査会社IDCによると、2019年までに4インチスマートフォンが540万台まで減少し、2020年には市場から消滅することを予測しました。
これは事実上、Appleから販売されているiPhone SEなどの4インチスマートフォンの後継機が作られないことを意味しております。
IDCによる調査
調査会社であるIDC社によると、ここ近年でスマートフォン市場のニーズがディスプレイサイズに大きく依存していることを発表いたしました。
2021年には、5~5.5インチのディスプレイを採用したスマートフォンの出荷台数が7億3,100万台まで上昇すると予想している。
さらにファブレットに位置する5.5~6インチのスマートフォンは、7億4,900万台まで達するとしている。
この予想から、スマートフォンのディスプレイサイズにおけるニーズは、巨大化傾向にあることがわかります。
なぜディスプレイが大きくなっていくのか
スマートフォンのディスプレイサイズの巨大化の一つに、ディスプレイの製造技術の向上が挙げられます。
最近のディスプレイには、ベゼルレスデザインを採用しており、従来通りの端末の大きさで、ディスプレイの表示領域を広げることが可能になりました。
これには、ディスプレイ技術のみならず、ディスプレイ上部の各モジュールの小型化も大きな要因となっております。
また、2017年からの傾向では、ディスプレイを縦長にすることで、より手にフィットするようなデザインを採用することがトレンドとなっているようです。
iPhone SEは消滅するのか?
IDCの調査によると、4インチ以下のスマートフォンは、2019年の出荷台数は540万台まで減少すると予測している。
さらに、1年後の2020年あたりから市場から消滅すると予測している。
かつてのAppleのCEOであるスティーブ・ジョブズ氏の名言に以下の言葉が挙げられます。
スマートフォンの理想的なサイズは、片手に収まる3.5インチがベストだ。
ですが、スマートフォン市場を考慮すると、今後Appleから4インチ以下のスマートフォンが登場する可能性は極めて低いと思われる。
しかし、ベゼルレスデザインを採用し、片手に収まるスマートフォンは今後も登場し続けると推測されます。
Appleは、2017年にベゼルレスデザインを採用した「iPhone 8」を市場に投入すると報じられている。
このことから2018年の次期iPhoneにもベゼルレスデザインを採用し、片手に収まるスマートフォンが登場する可能性は十分にあると推測されます。
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