SONY、PlayStation3(CECH-4300C)の出荷を終了へ
2017年5月30日にSONYは、同社の製品である「PlayStation 3(CECH-4300C)」のチャコール・ブラックの500GBモデルの出荷を終了したことを発表致しました。
PlayStation 3の出荷終了
5月30日にソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が、同社の製品である「PlayStation 3(CECH-4300C)」のチャコール・ブラックの500GBモデルの出荷を正式に終了したことを発表いたしました。
元々同社は2017年4月より「PlayStation 3(CECH-4300C)」の製造を製品公式ページにてアナウンスをしておりました。
さらに5月には「PS3のハードディスク換装サービス終了」が発表されておりました。
そして本日、予告通り「PlayStation 3(CECH-4300C)」の出荷を終了するに至ったようです。
PlayStation 3の歴史を振り返る
SONYが「PlayStation 3」をリリースしたのは、2006年11月11日になります。
その8年後の2014年8月28日には、PS3の最終モデルであり本日、出荷終了された「CHCE-4300C」が発表されました。
そしてSONYは、本日を持ってPS3の約10年間におよぶ歴史に幕を閉じました。
当初SONYにとってPS3は、売れば売るほど赤字になる製品として業界内で騒がれておりました。
当時SONYが取った戦略は、ハードを売ってソフトウェアで利益を出すというリスクの高い商法を行っておりました。
その後、PS2互換機能などを排除した低価格モデルをリリースし、ハード面でも利益をようやく出せるようになりました。
しかし、PlayStation Networkを無料化したことにより、運営費などがかさばることで、理想的な売上にはならなかったようだ。
なお、前モデルであるPS2の出荷台数は1億5千万台と言われているのに対し、PS3は1億に満たず、8600万台となっている。
PlayStation 5に関する噂
すでに次期モデルである「PlayStation 5」に関する噂が浮上しているようだ。
「PlayStation」は、6年~8年ペースで新しいモデルをリリースしていることから、「PlayStation 5」は2020年~2021年にリリースされると予測される。
またクラウド技術の発達により、「クラウドゲーミング」機能が新たに追加されると報じられております。
しかし一方では、「クラウドゲーミング」の発達により、「PlayStation 5」と呼ばれる据え置きが、もはや存在しないとも言われております。
これには、SONYのゲーム部門の売上の伸び率が予想を遥かに下回っており、ハードウェアを販売するよりも、「クラウドゲーミング」としてサービスインをしたほうが利益を得やすい点などが挙げられております。
何れにせよ、「PlayStation 5」はまだまだ先の話なので、気長に待つことをおすすめします。
なおPS3の公式ページは、以下となります。
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