Microsoft、Cortanaを搭載したスピーカー型ディバイス「Invoke」を2017年秋にリリースか

2017年5月20日にHarman Kardonは、Microsoftと共同開発した、音声アシスタント「Cortana」を搭載したスピーカー型ディバイス「Invoke」を発表したことが明らかとなりました。
なお、「Invoke」は、2017年秋にMirosoft Storeにて販売される予定です。
Invokeとは
「Invoke」とは、Harman KardonとMicrosoftが開発したスピーカー型ディバイス(スマートスピーカー)だ。
「Invoke」は、Microsoftの音声アシスタントシステム「Cortana」を採用している。
これにより、Amazonから販売されている「Amazon Echo」と同じように、音声により情報を得ることが可能になる。
なお「Invoke」は、2017年の秋にMicrosoft Storeにて米国のみで販売される予定だ。
Invokeの強み
「Invoke」は、ユーザーの声に応じてスケジュールやカレンダーの管理、スマートホーム対応ディバイス制御、音楽の再生、最新のニュース情報などを得ることができます。
「Invoke」の強みは、Microsoft関連のサービスを音声認識により、利用することが可能な点が挙げられる。
現在公開されている情報では、音声認識により「Skype」を利用することができるようだ。
音声アシスタント「Cortana」を通して、電話をかけたい相手へ通話をすることが加納だそうだ。
MicrosoftのAI製品部門VPを担当するJordi Ribas氏は次のように述べている。
Harman Kardon社と提携して制作したプレミアムオーディオのスタイリッシュなデザインと、Cortanaのインテリジェンスを組み合わせたスピーカーにワクワクしています。
Cortanaをさらに多くのデバイスに導入することで、ユーザーがどこにいても生産性を高めることが次のステップです
開発キットの公開
Microsoftは、シアトルで行ったデベロッパー向けカンファレンスで、CortanaスキルキットとCortanaソフトウェア開発キットを公開する予定であることを発表している。
この開発キットを利用することで、Cortanaを搭載しているすべての「Windows」や「Invoke」を含む「Cortana」を搭載したスピーカ型ディバイスのソフトウェアを開発することが可能になる。
これにより、開発されたソフトウェアはAmazonの「Amazon Echo」の数を大幅に越え、「Invoke」を搭載した多くのディバイスで動作することができる。
またMicrosoftによると、Cortanaは、「Alexa Skills Store」が提供している1万件以上のスキルを追加機能として提供予定であることをアナウンスしている。
Microsoftは、Amazonの「Amazon Alexa」よりも後出しで音声アシスタント事業へ参入しましたが、Amazonを越える日はそう遠くないかもしれません。
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