Intel、HDDを高速化する「Intel Optane Memory」の32GBモデルを発売

2017年5月20日にIntelは、HDD向けキャッシュ用の「M.2」規格を採用した「Intel Optane Memory」を発表したことが明らかとなりました。
なお、16GBモデルの型番は2017年4月末に、すでに発売されております。
Intel Optane Memory 32GBを発売
2017年5月20日にIntelは、新しいメモリ技術「3D Xprint」を採用したキャッシュ専用SSD「Intel Optane Memory」へ、新たに32GBモデルとラインアップに追加したことを発表致しました。
「Intel Optane Memory」の32GBモデルの型番は、「MEMPEK1W032GAXT」となっております。
なお、16GBモデルの型番は「MEMPEK1W016GAXT」となっており、2017年4月末に、すでに発売されております。
Intel Optane Memoryとは
HDDやSSDの多くは、SATA規格によりマザーボードと接続されます。
しかし、これではキャッシュが発生するごとに高速なロードを行えないため、パソコンのパフォーマンスを最大まで向上させることはできません。
この問題を解決するために「Intel Optane Memory」は、キャッシュ専用のSSDとして開発されました。
「Intel Optane Memory」とHDDやSSDを組み合わせることで、パソコンのパフォーマンスを大幅に向上させることが可能になります。
なお、インターフェースは「PCI Express(3.0) x2」を採用し、フォームファクターは「M.2 2280」となります。
SSDとしてのスペックは、以下のとおりとなる。
- シーケンシャルリード:最大1350MB/sec
- シーケンシャルライト:最大290MB/sec
- ランダムリード4K:最大24万IOPS
- ランダムライト:最大5万5000IOPS
- MTBF:160万時間
動作環境
動作環境は、Intelの第7世代のCoreプロセッサーとPCHを利用できる「PCI Express×2」または、「PCI Express×4」規格の「M.2」スロットが必要となる。
さらにマザーボードは、Intel 200シリーズ・チップセット搭載モデルも利用条件に加えられている。
なおドライバーは、Intelが配信しているRST(Rapid Storage Technology)15.5以降を適応する必要があります。
「Intel Optane Memory」の32GBモデル「MEMPEK1W032GAXT」の価格は、9,980円となっており、以下のショップで販売予定です。
- パソコンショップアーク
- オリオスペック
- ツクモパソコン本店
- ツクモDOS/Vパソコン館
- TSUKUMO eX.
- ドスパラ パーツ館
- パソコン工房秋葉原BUYMORE店
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