Google、Google I/Oにて軽量版Android「Android Go」を発表

2017年5月18日にGgoogleは、開発者向けイベント「Google I/O」にて、軽量版Android OS「Android Go」を発表したことが明らかとなりました。
Android Go
Googleが、「Google I/O」にて発表した軽量版Android OS「Android Go」は、ローエンドモデルのスマートフォンを対象としている。
「Android Go」は、次期Android OSである「Android O」をベースに作成されているようだ。
Googleの発表では、メモリ1GB以下の端末でも動作が可能であることを公表している。
「Android Go」は、「Google Play Store」にて最適化されたアプリケーションを使用することで、データ通信量の節約や低速な回線での環境でも快適に動作させることができるようだ。
今後「Google Play Store」は、「Android Go」向けに最適化されたアプリケーションに力を入れていくことを発表している。
最適化されたアプリケーション
アプリケーションの最適化は、データ通信量の削減や、低速な回線などの環境でも快適に利用できることを目的としております。
今回のデモンストレーションで発表された最適化済みのアプリケーションに、「YouTube Go」が挙げられました。
「YouTube Go」は、名前のとおり「YouTube」アプリケーションを「Android Go」向けに最適化されたアプリケーションとなる。
「YouTube Go」の特徴は、再生前にユーザーが視聴したい画質を選択することで、データ通信容量を適切に制限することが可能になる。
さらに、「Android Go」がWi-Fiに接続していれば、事前に動画をダウンロードしておき、あとで見ることも可能だ。
Googleによると、「Android Go」で「Google Play Store」を起動すると、おすすめの最適化済みアプリケーションが表示されるようだ。
「Google I/O」では、軽量版アプリケーションとして「Facebook Lite」や「Skype Lite」などが発表されました。
Android Goが配布される端末
Googleによると、次期Android OS「Android O」からは、メモリ容量が1GB以下のスマートフォン/タブレットを対象として、自動的に「Android Go」が搭載されるようだ。
さらに今後は、「Android O」以降、全てのバージョンに対し、軽量版「Android Go」をリリースしていくことを発表している。
これにより、今後全てのローエンドスマートフォンに「Android Go」が搭載されることになります。
なお、「Android Go」を搭載したディバイスは、2018年から出荷を開始するようです。
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