Amazon、Alexaを内蔵した4KテレビAmazon Fire TV Editionを予約開始

2017年5月17日に米Amazonは、同社の音声アシスタントである「Alexa」と動画ストリーミングサービスを利用できる「Fire TV」の機能を内蔵した4Kテレビ「Amazon Fire TV Edition」の予約開始を行いました。
なお、Amazon Japanでの取扱は未定となっているようです。
Amazon Fire TV Edition
Amazonが新たに発表した4Kテレビ「Amazon Fire TV Edition」は、2つの特徴がある。
1つ目は、Amazonの音声アシスタントである「Alexa」を搭載していることだ。
「Alexa」を利用することで、チャンネルの切り替えや、アプリケーションの起動、文字入力、コンテンツの検索が可能だ。
さらに、「Amazon Fire TV Edition」対応するディバイスがあれば、「Alexa」経由で制御することもできる。
2つ目は、「Fire TV」の機能を「Amazon Fire TV Edition」で利用できる点だ。
「Fire TV」の機能は、「Amazonビデオ」をテレビにミラーリングする単純な機能だ。
しかし、「Amazonビデオ」の評価は他社の動画ストリーミングサービスよりも高評価を受けている。
その為、「Fire TV」の機能を搭載することは、Amazonにとって大きなアドバンテージとなる。
なお米国では、2017年6月14日の発売を予定しているようです。
Amazon Fire TV Editionのスペック
「Amazon Fire TV Edition」は、4つのモデルでラインアップされている。
4つのモデルと価格は、以下の通りとなります。
- 43インチ:449.99ドル(約5万円)
- 50インチ:549.99ドル(約6万2,00円)
- 55インチ:649.99ドル(約7万3,000円)
- 65インチ:899.99ドル(約10万2,000円)
これらのモデルの解像度は4Kなので「3,840×2,160」となっており、120Hzの倍速駆動にも対応しているようだ。
またクアッドコアのCPUとGPUチップセット、4GBのメモリを搭載しております。
ストレージは16GBとやや少なめですが、SDカードやUSB端子を利用することが出来るため、外付けHDDにより拡張できると推測される。
さらにWi-FiとBluetooth 4.1にも対応しており、基本的な無線機器に対応している。
なお、HDMI端子は4系統を備えており、一般的なテレビと変わらないようです。
Amazon Fire TV Editionの利用
「Amazon Fire TV Edition」のリモコンは、音声アシスタントである「Alexa」の搭載により、一般的なリモコンよりもボタンの数が少ない。
ですがリモコン上部に用意された、音声入力ボタンを通して「Alexa」へ命令することができるようだ。
リモコンの下部には、「Prime Video」と「NETFLIX」、「Amazon Music」のボタンが確認できます。
このボタン1つで、動画ストリーミングサービスへ、すぐにアクセスすることが出来るようだ。
なお、「Amazon Fire TV Edition」は以下のサービスの対応により、30万以上のコンテンツを利用することが可能だ。
- Netflix
- Amazon Video
- HBO NOW
- Showtime
- Hulu
- Sling TV
この膨大なコンテンツを、利用したい場合は「Alexa」を呼び、「Open Netflix」と話すだけで利用することが出来る。
「Amazon Fire TV Edition」は、通常のテレビよりも価格が安く、4Kに対応など高性能であるため、間違いなくヒットするだろう。
ぜひとも、日本でも発売して欲しいですね。
[米Amazon – Amazon Fire TV Edition]
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