HTC、新しいフラグシップスマートフォン「HTC U11」を発表

2017年5月15日にHTCは、台北のHTC本社で開催された説明会で、新しいフラグシップスマートフォンとして「HTC U11」を発表したことがわかりました。
HTC U11
5月15日にHTCが発表した新しいフラグシップスマートフォン「HTC U11」には2つの機能が搭載されている。
一つ目は、「Edge Sense(エッジ・センス)」と呼ばれる機能で、端末を握りジェスチャーすることでカメラ撮影や音声アシスタントなどを利用することができます。
以下が、HTCが公開した「Edge Sense」のプロポーション動画である。
「HTC U11」に内蔵されたセンサーにより、「長く握ったか」、「短く握ったか」を感知することができるようだ。
この機能より、ユーザーの手の大きさに関わらず、必要最低限の動作をジェスチャーで行うことができます。
二つ目の機能である「HTC U Sonic(ソニック・ハイレゾ)」は、ハイレゾ音質を実現する機能となっている。
ユーザーの耳に合わせ音響をカスタマイズし、ハイレゾ音声を生成するようだ。
HTC U11のスペック
「HTC U11」のプロセッサは、Qualcommの「Snapdragon 835」が搭載されるようだ。
メモリは4GBを搭載し、ストレージは64GBとなっている。
「HTC U11」は、microSDカードスロットを搭載しており、「microSDXC」と「SDHCカード」に対応。
これにより最大200GBまで容量をアップグレードすることが可能だ。
カメラは、フロントカメラが約1,200万画素のCMOS、インカメラが約1,600万画素のCMOSを搭載する。
フロントカメラは、F値が「F1.7」まで対応しており、明るい写真を撮影することに適していることがわかります。
さらに「HDRブースト」を活用することでハイライトとテクスチャー、コントラストを調整することが可能だ。
また、フルセンサーのオートフォーカス「U ウルトラスピード・オートフォーカス」を使用することで、ピントの調節が容易になる。
なお、動画撮影は4Kまで対応しており、「3,840×2,160」まで対応している。
HTC U11の音へのこだわり
「HTC U11」は、音にもこだわっており、4つのマイクにより360度で集音することができる機能を搭載している。
この3Dマイクによる録音は、「音声フォーカス」と呼ばれており、「HTC U11」の最大の特徴と言ってもいいだろう。
また、撮影のズームに合わせて音も強調させる「Acoustic Focus(アコースティック・フォーカス)」も搭載している。
さらに付属品である「U Sonic(ユー・ソニック)」イヤフォンにもこだわっており、標準でノイズキャンセル機能とユーザーのの耳に合わせて音量と音響を自動調整する機能を搭載している。
「HTC U11」は、ハイレゾに対応しているので付属のイヤフォンも、もちろんハイレゾに対応しております。
また、Googleの音声アシスタント「Google Now」のほかに、今後Amazonの「Alexa」を搭載予定だそうだ。
スペックまとめ
- ディスプレイ:5.5インチ Super LCOS
- CPU:Snapdragon 835
- RAM:4GB
- ストレージ:64GB
- インカメラ:1,600万画素
- アウトカメラ:1,200万画素
- 4K撮影対応
- IP67防水・防塵
- microSDXC/SDHCカード
- FeliCa
- NFC
- 無線LAN:IEEE 802.11a/b/g/n/ac
- Bluetooth :Ver.4.2
- 外形寸法:約154×76×8.3mm(縦×横×厚み)
- 重量:約170g
詳細は、メーカーホームページをご覧ください。
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