AmazonビデオがAppleTVへ対応か

2017年5月6日にAmazonが提供している動画見放題サービスである「Amazonビデオ」が、Appleの「AppleTV」に対応するかもしれないことが明らかとなりました。
Amazonビデオとは
Amazonビデオとは、大手ショッピングサイトで有名な「Amazon.com」が提供している動画ストリーミングサービスだ。
Amazonビデオを利用するためには、年額3,900円の「Amazonプライム」に加入する必要があります。
Amazonプライムに加入後は、対象となる動画が見放題になります。
さらにAmazonが提供している「Amazon Fireシリーズ」を利用することにより 、テレビへ動画をキャストすることが可能だ。
従来までのストリーミング方法
実は、従来までのもipadやiPhoneでAmazonビデオを視聴することは可能でした。
しかし、Appleが提供している「AirPlay」を使用しなければならないため、一手間が必要だ。
Googleが提供している「Chromecast」のようにワンタップで動画をストリーミング出来るのが理想的だ。
しかしAmazonは、自社が提供している「Amazon Fireシリーズ」のみに対応しており、社外製品への対応は行われていない。
今回の報道では、Amazonが重い腰を上げ、ようやく社外製品へ対応するようだ。
AppleTVへの対応
実はAmazonは、2015年に「AppleTV」の販売を中止している。
さらにAmazonは、AppleTVのみならずGoogleの「Chromecast」の販売も中止している。
Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏は、販売を中止した理由を「AppleTVがAmazonプライムビデオに対応していない」と述べていた。
この時からAmazonがAppleTVへの対応を視野に入れていたことがわかります。
米RecodeによるとAmazonは、ようやくAmazonビデオをAppleTVへ対応することを検討しているようだ。
その背景には、「Amazon Fireシリーズ」のシェア率が影響していると報じられている。
動画見放題サービスでは、Amazonビデオが圧倒的なシェアで独占しておりますが、「Amazon Fireシリーズ」のシェアは1%となっている。
このデータから、ユーザーはAmazonビデオを利用してはいるが、大画面で視聴するなどといった活用方法は行われいないことがわかります。
本当にAmazonビデオがAppleTVに対応すれば、Amazonもより多くのシェアを得られるほか、Amazonでも他社製品の販売が再開されると推測されます。
[Recode]
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