Microsoft、OpenSSH for Windowsをもうすぐリリースか

米国時間2017年5月1日に米Microsoftは、同社のブログにてWindows版OpenSSHの開発がリリース間近まで進んでいることが明らかとなりました。
なお、すでにデベロッパー向けにプレビュー版を公開しているとのこと。
OpenSSH For Windows
Microsoftは、「OpenSSH Security Testing Kick Off|Windows PowerShell Blog」にて、Windows版OpenSSHの開発がリリース間近まで進んでいることを発表しました。
Microsoftは、開発者やアドバンストユーザーに対し、プレビュー版の「PowerShell/Wind32-OpenSSH」を公開することでバクの報告などを呼びかけております。
Microsoftが公開した「PowerShell/Wind32-OpenSSH」は以下からダウンロードすることが出来ます。
Windows 10とOpenSSH
「win32-OpenSSH」を利用するメリットは、WindowsのPowerShellによりネイティブに動作することが可能な点が挙げられる。
「win32-OpenSSH」は、Linuxなどの他のオペレーティングシステム向けのOpenSSHと同じコードベースのままWindowsで動作するように設計されているようです。
MicrosoftはすでにWindows 10向けにUbuntuのカーネルを利用できる「Windows Subsystem for Linux」の提供を実現しております。
これによりWindows 10でLinux向けに提供している機能を利用することができるが、これはWindows 10でしか利用することができません。
しかし「OpenSSH for windows」は、Windows 10以前のバージョンに対応することができる。
win32-OpenSSH
OpenSSHは、ネットワーク経由でネイティブにリモートすることができる機能だ。
しかし、これまでのWindowsではOpenSSHをネイティブに動作させることが出来ませんでした。
Microsoftが正式にWindows版OpenSSHが公開されれば、WindowsのPowerShellからLunuxサーバーへリモートアクセスすることが容易になります。
多くの日本企業は、サーバーはLinux、開発用PCはWindowsであることが多いので是非とも正式にリリースして欲しいですね。
[マイナビニュース]
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