【まとめ】Microsoft、Windows 10シリーズに新たにWindows 10 Sを追加 – 子供をターゲットとした初めてのOS

2017年5月2日Microsoftは、教育向け発表イベントである「Learn what’s next.」にてWindows 10シリーズに新しく「Windows 10 S」を追加したことがわかりました。
新しいWindows 10
Microsoftは「Learn what’s next.」にて、Windows 10シリーズに「Windows 10 S」を新たに追加したことが明らかとなりました。
「Windows 10 S」は、教育向けのイベントだけあり、未来のデベロッパーである子供をターゲットとしているようだ
「WIndows 10 S」のログイン時間は15秒なのに対し「Windows 10 Pro」のログイン時間は30秒となっている。
そのため、ログイン時間だけ見ると「Windows 10 S」のほうが早いことがわかります。
「Windows 10 S」のデフォルトの設定では、すべてのドキュメントがクラウドに保存されるように設定されているようだ。
管理者のためにMicrosoftは、生徒のラップトップを構築したデータをUSBとして管理することができるようになったようだ。
これにより「Windows 10 S」を搭載した端末へ USBキーを差し込み、30秒以内にソフトウェアを使用してディバイスをセットアップすることが可能になる。
Microsoftによると、1つの学校は1日に30個のUSBスティックで600台のPCをセットアップ出来たようだ。
新しい機能
「Windows 10S」では、Windowsストアにあるアプリケーションを実行することを重点においた新しいWindowsとなっているようだ。
これは「Windows 10 S」がWindowsストアに公開されているUWPアプリケーションを実行すること意味しております。
その為、Surface RTのような使い方で利用することになります。
今回の発表で「Windows 10 S」は、Windowsストアを通して「Microsoft Office」を利用することができるようだ。
また、VRコンテンツを楽しむ要素や、プログラミングなどのパソコンとしての基本動作を行うことができるようだ。
今回のイベントはあくまでも教育に重点を置いているため、プロラミングなどのコンピューターを使った学習ができることをアピールしている。
「Windows 10 S」は、特別なハードウェアを必要とせず、様々な端末で利用することが出来るようだ。
なお、「Windows 10 S」の「S」はシンプルさを連想させているとのこと。
Windows 10 Sが搭載される端末
今回の発表で今年の夏に「Windows 10 S」を搭載した端末を販売するメーカーを発表している。
今回の発表では、「Acer」や「ASUS」、「FUJITSU」、「HP」、「Samsung」、「TOSHIBA」から販売されるようだ。
さらに「Windows 10 S」から通常の「Windows 10」への移行を希望する場合は、容易にアップデートできるようだ。
また、「Windows 10 S」は189ドル(約20,000円)から利用可能なディバイスを作ることが可能であり、すでにWindows 10 Proをもっている学校のために無料で提供するようだ。
「Windows 10 S」の教育機能に加え、MicrosoftチームとOffice 360のサブスクリプションが無料提供されるようだ。
「Windows 10 S」の登場により、PCがのセットアップやPCを導入する価格などが大幅に削減されることが期待できます。
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