Microsoft、「Windows 10 Creators Update」の配信を一時中断 – 不具合が原因か

米国時間2017年4月25日にMicrosoftは、先日公開したばかりのWindows 10向けの大型アップグレード「Windows 10 Creators Update」の配信を一時中断することを発表致しました。
Microsoftは、中断した理由を「不具合をきたす恐れがある」としている。
Windows 10 Creators Updateとは?
「Windows 10 Creators Update」とは、Microsoftが2017年4月11日公開したWindows 10向けの大型アップデートとなっている。
「Windows 10 Creators Update」は、主にゲーマーや映像関連に特化した内容となっている。
ゲームを実況するためのキャプチャ機能やゲームモードを搭載しており、Windows 10一つでゲーム配信に必要な要素が一通り揃うことになりました。
映像関連での機能は、ペイントが3Dに対応したほか、MR(複合現実)ヘッドセットである「HoloLens」のサポートが行われるなど様々な要素が追加されている。
配信を中断した理由
本日まで第3者による「Windows 10 Creators Update」に関する不具合は報告されておりませんが、Microsoftは「不具合をきたす恐れがある」としてアップデートを一時中断している。
Microsoftによると、一部のBroadcom製のワイヤレスディバイスを使用した環境で、Bluetoothディバイスとの通信が不安定になり、再接続が不可能になる現象を確認しているとコメントしている。
この問題を理由にMicrosoftは、一時的に「Windows 10 Creators Update」の配信を一時中断し、不具合の修正に取り掛かっているようだ。
同社は、今後もユーザーからのフィールドバックにより発覚した問題の解決に取り組んでいきたいとコメントしている。
Windows 10 Creators Updateを利用するためには
現在Microsoftは「Windows 10 Creators Update」を「Windows Update」経由での自動配信が停止されている。
その為、「Windows 10 Creators Update」を利用するためには「Windows Update」以外の経路からダウンロードする必要があります。
以下の「Windows 10 ダウンロードリンク」から「Windows10Upgrade9252.exe」をダウンロードし、実行することで適応することができる。
手動での「Windows 10 Creators Update」の適応は、あくまでも自己責任でお願い致します。
[PC Watch]
お気軽にお書きください