Google、独自ブランドのワイヤレスヘッドフォンを開発中か – FCCの資料から明らかに

2017年4月27日にGoogleが、独自ブランドとしてワイヤレスヘッドフォンを用意していることがFCC(米連邦通信委員会)の資料から明らかとなりました。
Googleブランドのヘッドフォン
本日GoogleがFCC(米連邦通信委員会)に提出したと見られる資料が公開され、その中にGoogleの独自ブランドと思われるワイヤレスヘッドフォンの存在が確認されました。
資料の中に記載されている「Specifications」を確認することで、どのような大きさなのか把握することが出来ます。
FCCに提出された資料には、「BlueTooth and ANC headphone」記載されていると報じられております。
ANCとは
「ANC」とは、「Active Noise Control(アクティブノイズコントロール)」と言われております。
この機能は、いわゆるノイズキャンセリング機能と一般的に言われている機能となる。
「ANC」の仕組みは、周囲の雑音に対して、逆の音を発生させることでノイズを軽減させる機能だ。
つまり「ANC」は、「音(雑音)を音(逆位相の音)で消す」機能となっている。
資料からは、「ANC」専用の切り替えボタンが備わっており、ユーザーが自由に切り替えらられる設計となっているようだ。
他の特徴は?
資料を見ると、「Bluetooth and ANC headphone」は600mAhものバッテリーを内蔵しているようだ。
さらにmicroUSBポートも備わっていることから、microUSBにより充電が可能であると推測されている。
バッテリー駆動時間は、「ANC」モードで約16時間、「ANC」モードがOFFで25時間もの駆動が可能だそうだ。
このワイヤレスヘッドフォンは、Google PixelのようなGoogle独自ブランドとして販売されると思われるかもしれないが、残念ながらそうではないらしい。
どうやら今回リークされたワイヤレスヘッドフォンは、Googleが同社の社員に配布するために制作されたと報じられております。
その為、PixelシリーズやNexusシリーズとしての販売予定は無く、あくまでも社内専用の機器となるようだ。
Android Policeが、Google HomeやGoogle Wi-Fiコンポなどを視野に入れ、Googleのオーディオ製品分野について調査したところ、ワイヤレスヘッドフォンに関する情報は見当たらなかったようです。
今回リークされたワイヤレスヘッドフォンは、スペックやバッテリー駆動時間、デザインを見る限り一般販売されてもおかしくないほど完成度が高いように見受けられる。
是非とも、一般販売を視野に入れてリリースしてほしいところですね。
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