2017年、注目されている新しいSNS「マストドン(Mastodon)」とは

近年のソーシャルネットワークサービスにFacebookやInstagram、Twitterなどが挙げられますが、最近では「マストドン(Mastodon)」という新しいソーシャルネットワークが注目されております。
そこで「マストドン(Mastodon)」についての情報をまとめてみました。
「マストドン(Mastodon)」とは
マストドンは、Twitterによく似たサービスであり、ミニブログに分類されるソーシャルネットワークとなっている。
2017年4月に入ってから日本人ユーザーが増加しており、4月18日時点で約6万5000人が登録しているようだ。
Twitterの「Tweet(ツイート)」をマストドンでは「Toot」と読んでおり、日本語約すると「吠える」という意味になるようです。
マストドンが一回のTootで500文字まで投稿することができ、これはTwitterの140文字よりも多くの情報を書き込むことができる。
さらにSNSならではのフォローや、Twitterのリツイートに相応する「boost(ブースト)」などの他に、CWという閲覧前の警告などの機能が搭載されている。
Twitterでは、フォローしたユーザーの投稿しか流れてきませんが、マストドンでは「ローカルタイムライン」を選択することでインスタンスで発言している投稿を閲覧することができる。
これらの機能もマストドンの代表的な特徴ですが、最大の特徴は「利用するサーバー」を選択する必要があることだ
マストドンでサーバー選択
マストドンでは、利用するにあたりインスタンスと呼ばれるサーバーを選択する必要があります。
現在、日本で有名なマストドンサーバーは、以下の3つだと言われております。
1つめのサーバは、マストドンが運営している海外のサーバーになります。
2つめのサーバーは、個人運営されている日本のサーバーと言われております。
3つ目のサーバーは、日本の企業が運営しているサーバーとなっております。
日本で公開されているインスタンスは、80ものサーバーが公開されていると言われております。
マストドンのインスタンスは、趣味やクラスタごとに別れており、マルチアカウント対応のマストドンアプリケーションを利用することで複数のインスタンスを使い分けることが可能だ。
最近では「pixiv 」が運営を開始した「pawoo.net」が注目を集めている。
今話題のマストドンはじめたよ!pixivがPawooをリリース! | pixiv事務局 #mastodon https://t.co/Guah0ub39e
Pawoo hosted by pixivhttps://t.co/qPo5xwkMrZ pic.twitter.com/aMk1e0EsnI
— pixiv (@pixiv) 2017年4月15日
インスタンス「pawoo.net」は、画像を中心としたコミュニティとなっており、漫画やイラストに特化したインスタンスとして運営されているようです。
マストドンの問題
現在人気を集めているマストドンにも問題があります。
pixivが運営していた「pawoo.net」が、利用ユーザーのマナーの悪さが危惧し、海外のMastodonインスタンスからペナルティを受ける問題がありました。
「pawoo.net」にポルノ画像を投稿し続けたユーザーにより、海外のインスタンスにもポルノ画像が混入してしまい、マストドンの運営者の目に止まったようだ。
さらに「pawoo.net」を立ち上げたpixiv側もマナーの悪いユーザーを野放しにしていたことも原因だとされております。
マナーの悪いユーザーは、Twitterを含む多くのSNSサービスがポルノ画像の規制を行っていたことから、まだ未開拓地であるマストドンを利用したと推測される。
また、マストドンの「ローカルタイムライン」機能によりポルノ画像が流れてしまったことも、マストドン管理者側の規制不足だと分析されている。
しかしマストドンは、まだまだ伸びしろのある新しいSNSサービスであるため、今後の動きに注目されております。
マストドンに興味が湧いた方は、こちらを参照してみてはいかがでしょうか。
[CASTNEWS]
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